『出国 造られた工作員』@シネマート新宿(19/07/30(tue)鑑賞)
本日の映画『出国 造られた工作員』@シネマート新宿に劇場入りしました。1980年代、亡命韓国人として西ドイツで暮らす経済学者が、家族を人質に北朝鮮の工作員をさせられるお話だそうですが、さて。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年7月30日
『出国 造られた工作員』観終わりました。北朝鮮に工作員に仕立て上げられた男が、西ベルリンの空港で出頭するも、妻子を北朝鮮側に拉致される。孤立無援の中で妻子を取り戻そうと東西ベルリンを奔走するが、一方、その動きを監視する韓国安企部とCIAの狙いは……というお話。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年7月30日
『出国 造られた工作員』:ベルリンの壁崩壊前夜の西ベルリンに何故か(出稼ぎとか理由はある)韓国人コミュニティがあって、留学時代にうっかり軍事独裁政権への反体制活動とかやって帰国できなくなったインテリ韓国人とかが吹き溜まってて、そこに北朝鮮側が浸透してた状況があったそうで。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年7月30日
『出国 造られた工作員』:行き場無くして不貞腐れてたとこを「平壌で教授にしてやる」とか唆されて、うっかり乗っちゃった学者先生のお話で、まああの時代には良くあった話なのでしょう。しかし、こんな連中まで徘徊していた、この時期のベルリンのカオス感よな。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年7月30日
『出国 造られた工作員』:それとこの映画を観てて、朝鮮人・韓国人をして分断国家、分断民族と称することが多いわけだけど、考えてみれば、第二次大戦後、朝鮮戦争だけでなく、事あるごとにこの人たちは分断され、断片化されてきていることに気づかされる。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年7月30日
『出国 造られた工作員』:お話の冒頭から、主人公は海外で民主化運動に関わったからと祖国に帰れなくなってるし、この物語の結末も苦い「分断」で終わる。幼い頃に海外に養子に出された子どもも多いし、はたから見ると南北関係だけでなく「分断」を社会に内在化させているようにすら見える。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年7月30日
『出国 造られた工作員』:そういう観点で見ると、家族を「分断」し「解体」しようとする外部の力に必死に抗って奔走する男の話ということになるのか。それであの「落ち」というのはなかなかにエグいが、その辺が韓国の人たちの現実認知なのかしら……(実話ベースってのもあるようだけど)。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年7月30日
『出国 造られた工作員』:まあしかし、インド人や中国人がよその国でも普通にホーム扱いで自分たちの映画撮るけど、韓国映画もなかなかだよね。日本人ももっとシレっと海外で映画撮ればいいのに、とか思いながら観た映画でした。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年7月30日