『あなたの名前を呼べたなら』@Bunkamuraル・シネマ(19/08/13(tue)鑑賞)
本日の映画2本目『あなたの名前を呼べたなら』@Bunkamuraル・シネマに劇場入りしました。家政婦とその主人のメロドラマ……なんですが、そこはインド映画なんで、カースト制とかが絡んでくるお話だそうですが、さて。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年8月13日
『あなたの名前を呼べたなら』観終わりました。結婚間際に婚約者に逃げられた旦那さまと若くして未亡人となったメイドの、秘められた慕情。世界中古今東西でよくあるメロドラマなのだけど、そこにインド社会の女性の生きづらさとそこから抜け出そうと足掻く自立の問題が重なってゆく。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年8月13日
『あなたの名前を呼べたなら』:ヒロインは19歳で嫁いで4ヶ月後に旦那が病死して以来、未亡人として嫁ぎ先で逼塞した生活を余儀なくされてた女性で、そこから抜け出すためにムンバイの資産家子息の旦那さまのウチにメイドとして住込みで雇われたという設定。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年8月13日
『あなたの名前を呼べたなら』:ただメイドと雇用主の関係も、田舎の未亡人生活と似て(というか、あえて重なるように描かれてる)、「人間」として見てもらえない。別にイジメとかするわけでもないし、何かすれば「ありがとう」くらいは言ってもらえるけど、それ以外は存在を無視される。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年8月13日
『あなたの名前を呼べたなら』:冷たいようだけどあくまで「仕事の関係」だし、そうでもなければ、独身男性宅に若い女性の住込みなんかできないですよ。ただ婚約破棄で傷心の旦那さまをヒロインが気遣い、夢の実現のために頑張る彼女の姿に旦那さまは共感し…とこう書くと少女マンガだな(^^;; #fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年8月13日
『あなたの名前を呼べたなら』:作中でも触れられてるけど、インドでもムンバイのような大都市圏では女性の自立も当たり前になってきているものの、ちょっと田舎に行くと全然昔のままなので、そういう状況下で生きてる女性をエンパワーメントしたい、という映画ですよね。ちなみに監督は女性。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年8月13日