『レッド・ホークス』@ヒューマントラストシネマ渋谷(19/11/10(sun)鑑賞)
本日の映画2本目『レッド・ホークス』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。敵中深くに墜落して孤立するパイロットの救出に赴く特殊部隊の活躍を描くトルコ映画。勿論、見る前から判る明白なプロパガンダ映画なんですが(^^;;、まあそれはそれとしてね。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月10日
『レッド・ホークス』観終わりました。越境作戦にまったく屈託ねえわ、「トルコ兵は良心的で、平和をもたらすために来るんだ」とか真顔で口にするわ、どさくさ紛れに「ここはトルコ領だ!(注:隣国領内です)」とか宣言するわ、よくやる(^^;; と言うか、こういう地慣らしを経てのシリア侵攻か。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月10日
『レッド・ホークス』:主人公は特殊部隊の隊長さんで、妻子を爆弾テロで殺されて以来、テロリスト絶対殺すマン(隣国内の反トルコ・ゲリラは皆テロリスト扱い)となり、戦術的合理性を越えて、自らの手でテロリストをぶっ殺す方を選ぶ男である。……いや、ダメじゃないかな、そんな隊長(^^;; #fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月10日
『レッド・ホークス』:この部隊は、最新型のエアフレーム型のヘルメット被ってるとか、ほぼ全員暗視鏡装備持ってるとか、装備はもっともらしいんだけど、すぐ敵に発見されるし、すぐ優勢な敵と真っ向勝負して全滅必至の状況に陥るし、司令部の命令無視してノリで戦闘始めようとするし……。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月10日
『レッド・ホークス』:敵地単独潜行中だっつーのに、接触する敵片っ端からぶっ殺すし(一応、トルコ系住民が虐められてるとか理由はあるけど)、ちょっと西側の一線級の特殊部隊と比べると、特にメンタル面で全然その域に達してない。つか、簡単に全滅覚悟するな、特殊部隊が。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月10日
『レッド・ホークス』:まあ、隣国の紛争地帯から地続きで国境越えてテロリスト(ゲリラ)がやってくるお国柄の事情を軽んずるべきではないことは踏まえておくべきにせよ、ちょーっと、ナショナリズムに酔っ払ってる気がするなあ。まあその辺は、最近の我が国も他人事じゃないわけだけど。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月10日
『レッド・ホークス』:お話は敵地深くに墜落したパイロットを助けてみたら、侵攻するトルコ軍を迎え撃とうとするゲリラが物資集積所を見つけてしまい、司令部黙認のもと(最初は国際法違反だと止められた)決死の特攻作戦を敢行することになります。……そしてまた全滅しそうになるのな(爆 #fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月10日
『レッド・ホークス』:いや、ピンチに陥るのはいいんですよ。ただ、この隊長さんの作戦指揮がノリと勢い以外に描写されないので、もしかしてこの後、何も考えてなかったのか感が(^^;; 部隊を鼓舞する演説は上手いんですけどねぇ。現場がこういう士官ばかりだとトルコ陸軍も大変だ。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月10日
『レッド・ホークス』:実際のトルコ陸軍の士官の水準はさておき、これは既にトルコのナショナリズムに共感している人向けの内向きプロパガンダ映画で、共感を持たない人を対象とする外向きの強度を持ち得ていないように感じました。そっちが目的なら、もうちょっと他にやりようあったよな。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月10日
『レッド・ホークス』:つーか、前にも似たようなトルコの戦争映画観たけど、そっちにはもうちょっと批判的視座が(アリバイ的にせよ)あったんですが。こんな映画ばっか撮ってるのか、今のトルコは(勿論、トルコにはちゃんとした映画人がいるのも知ってますが)。うーん、だいぶアカン気がする。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月10日