『蜜蜂と遠雷』@地元のシネコン(19/11/06(wed)鑑賞)
映画「蜜蜂と遠雷」より 春と修羅 Spring and Asura for piano (0500)
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映画「蜜蜂と遠雷」 ~ 金子三勇士 plays マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(SHM-CD)
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本日の映画2本目『蜜蜂と遠雷』@地元のシネコンに劇場入りしました。『愚行録(2017)』で邦画離れした硬質で低温なミステリーを撮ったポーランド帰りの石川慶監督による、恩田陸原作のピアニスト映画。評価が高いのは聞いてたけど、やっと観に来れました。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月6日
『蜜蜂と遠雷』観終わりました。「天才」であることは既に自明で、どんな性質の、どんなスケールの「天才」なのかが問われる国際コンテストの世界。凡人には理解しがたい「あっち側」の世界を映画の形で垣間見る。いずれも「天才(ギフト)」か「天災(ディザスター)」かという連中のお話(^^;; #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月6日
『蜜蜂と遠雷』:天才映画と簡単に言うが、およそ凡俗の理解が及ばないから「天才」なわけで、既にこの時点で認知不能なものを認知させようという自己矛盾の塊なわけだけど(^^;;、そこを「判った気」にさせるのが映画の魔法。観客の抱く天才像をなぞりつつ裏切って上廻るのは大変ですけどね。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月6日
『蜜蜂と遠雷』:それに、この映画はかなりうまく成功できてるように思います。特に「天才」性のキモは天才たちの見るビジョンだと思うのだけど、いきなりCGで形にして見せればいいというものではなく(^^;;。「それ」が見えている演者の芝居を通じて、観客に想像させるとか手段は色々ある。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月6日
『蜜蜂と遠雷』:この映画だと、底知れぬ新星天才ピアニストの鈴鹿央二(新人!)が、月を見上げてピアノを鳴らすと、それに誘われて、もうひとりの元天才少女ピアニストの松岡茉優との連弾が始まるシーンがあって、言葉も交わさずに天才同士でビジョンが共有されているのが伝わってくる。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月6日