『サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ』@新宿シネマカリテ(20/01/13(mon)鑑賞)
本日の映画『サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ』@新宿シネマカリテに劇場入りしました。1962年公開。クレイジーキャッツっぽいタイトルですが、本編には出ておらず、同タイトル曲に寄せた大映喜劇。脚本に作詞した青島幸男が参加してるので、勝手に作ってるわけじゃないですが。#fr20_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月13日
『サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ』観終わりました。クレイジーキャッツ出てました(^^;; ただあくまでコミックリリーフ的な出番中心で、主役は大手商社の信濃支店勤務の、生真面目な経理の青年。社長令息の着任で遣い込みの発覚を恐れた支店長一味のドタバタに捲き込まれる。#fr20_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月13日
『サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ』:作中で何度も歌われる「サラリーマンは、気楽な稼業と来たもんだ〜♪」がテーマだけど、言うほど気楽じゃないよね、というお話でもあって、信濃支店から東京本社に栄転したクレイジーの面々が、本社でゴリゴリ詰められて泣くシーンもある。#fr20_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月13日
『サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ』:本編の主人公も、言うこと聞かせようとあれこれ画策する支店長一味にうんざりして一時は退職を決意してるわけで。でも、頑張ってれば、いつか誰かが自分の頑張りを評価してくれるよ、という落ちはやはり「気楽」かな。#fr20_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月13日
『サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ』:ちなみにこの時代のサラリーマンものの大多数と同様に、この会社、本業で何やってるのか一切描写がないんだよね(^^;; まるで社内コミュニケーションが「本業」みたい。それが「気楽」に見えたし、向いてない人には地獄だったんだろうけど。#fr20_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月13日
『サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ』:主人公は中卒でも独学で数カ国語が使えるまで勉強しても、親子2代で小間使い扱いで、社内でのカーストは最底辺。それでも、簡単に馘にできないからこそのドタバタだし、社外から見れば「安定職」だと女の子にもモテる。#fr20_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月13日
『サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ』:ここからケン・ローチの『家族を想うとき』まで60年か……と考えると、色々思うところはありますが(^^;; ひとつの時代のひとつの労働観を描いた映画として楽しめました。あと東宝のクレイジー映画は、当時としてもぶっ飛んでたんだなあ、とw #fr20_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月13日
■監督フィルモグラフィ:枝川弘(1916年~2010年)