『初恋』@TOHOシネマズ新宿(20/03/01(sun)鑑賞)
本日の映画1本目『初恋』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。三池崇史監督が心を入れ替えて、窪田正孝主演でロマンチックでスウィートな恋愛映画を撮った……という訳でもないらしいので、ホッとした(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
『初恋』観終わりました。このところ、マンガ原作映画とか、可愛い魔法少女ものTVドラマとか撮ってて、三池崇史も遂に丸くなったかと胸を痛めていたVシネ時代からのファンの皆さま、おめでとう。開始5分でヤクザの生首が飛ぶキッチュなバイオレンス三池の帰還ですよ。あ、でも純愛。……多分w #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
『初恋』:日系ヤクザの武闘派幹部(内野聖陽)の帰還により、中国系マフィアとの一触即発の緊張に震える新宿歌舞伎町。脳腫瘍で余命僅かと告知されたボクサーの青年(窪田正孝)は、悪徳刑事(大森南朋)に追われるシャブ中の娼婦(小西桜子)を守ってとっさに刑事をぶちのめしてしまう。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
『初恋』:話を聞くと、彼女が逃げてたのは幻覚から逃げてただけで別に刑事関係なかったのだが、関わってしまったものは仕方ない。行くところがないので、千葉の実家か近所に住んでいた初恋の人に会いに行くというので、付き添うことに。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
『初恋』:しかしその彼女は、悪徳刑事とヤクザ幹部(染野将太)の組の麻薬横流しの偽装工作の仕掛けのキモで、しかも段取りが狂って既に死人が出てる。乗せられて、組を挙げて彼女を追いだすヤクザ、このまま中国マフィアの仕業に見せかけたい主犯のふたり、これを機に戦争を仕掛けたい中国側。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
『初恋』:各勢力が自分の思惑で走り出し、かつことごとくこじれ倒して死人が続出する中(^^;;、余命僅かなボクサーと「初恋の人に会いたい」というシャブ中の娼婦の逃避行の行方は……というお話。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
『初恋』:世界観的には、三池崇史が国際的にも名を挙げた90年代のVシネ・バイオレンス映画の世界で、元々ギャグ一歩手前までぶっ飛んだバイオレンス描写の積み重ねでとんでもない世界まで観客を連れてゆくという作風で知られていた監督さんです。『DEAD OR ALIVE 犯罪者』とか、特にな(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
『初恋』:基本仕事を選ばない監督さんなんで、ヒューマンドラマとかマンガ原作とか魔法少女ものとかも撮っており、別に毎回、サイボーク化した竹内力と哀川翔がハルマゲドン・バトルする映画ばっか撮ってるわけでありません(爆 今回もメジャータイトルだからマイルドになってる…かなあ(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
『初恋』:生首とかポンポン飛ばされてるけど、別に◯◯◯◯(自主規制)な拷問シーンとか、◯◯◯◯な殺害シーン(自主規制)とか、◯◯◯◯ (自主…)はないから、マイルドでいいよね。R-15で済んでるし(爆 そんなわけで、今時の豪華俳優陣で90年代Vシネを(気持ちマイルドに)再現感があります。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
『初恋』:別な見方をすると、あの頃の三池作品の、エゴの塊で何の同情もできないどん詰まりのクズどもの、エネルギッシュな闘争劇の表層に、まだ常識的な主人公カップルのドラマを載せることによって、一般作として成立させている、とも言えるのかな。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
『初恋』:そうは言っても、「シャブ中の娼婦」で時々、裸の親父(実父)が迫ってくる幻覚を見る、というのは今時の邦画メジャー作品ではなかなかに攻めてはいて、要所要所で攻めつつぎりぎり逸脱しすぎないように神経使ってる感はありました。割とそこのバランスの落とし所も見所かな。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
『初恋』:この映画を主人公たちの逃避行ものとして素直に観るか、三池崇史Vシネ・ワールドの最新作として観るかでだいぶ見所が違ってくる作品ではあって、策士キャラなのに自分でどんどん殺人を重ねる羽目になる染野将太とか、鬼女と化して追ってくるベッキーとか、ゲラゲラ笑って観てましたw #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
『初恋』:ほとんど反則に近いアニメパートの使い方とか(^^;;、メジャー作品であり、一般作の枠組みに収まりながらも、やんちゃに暴れたおしてのけた作品で自分は楽しかったです。邦画メジャーでもこのくらいやってくれてもいいんだよね。ボクらの愛すべき三池崇史の帰還に乾杯(^^)/ #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月1日
■監督フィルモグラフィ:三池崇史(1960年~)
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