『いい湯だな 全員集合!!』@国立映画アーカイブ(20/08/15(sat)鑑賞)
本日の映画1本目『いい湯だな 全員集合!!』@国立映画アーカイブに劇場入りしました。1969年公開。松竹ラインのドリフ映画『全員集合』シリーズ第3弾。冤罪で逮捕されたドリフターズ。釈放後はハードボイルドに生きると志ざしたものの……というお話だそうで。それでこのタイトル?(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『いい湯だな 全員集合!!』観終わりました。そんなわけで、今回のお題は「ハードボイルド」。だが、ハードボイルドとアウトローと仁侠とコント集団の区別がつかない、いつものドリフターズなのでした<そんなこったろうと思った(^^;; プロットは相変わらず行き当たりばったりだし、期待通りw #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『いい湯だな 全員集合!!』:大人なお風呂屋さん(婉曲的表現)の壁に穴を開けて、隣の銀行を襲う強盗事件が発生。警視庁が誇るコンピュータは「風呂好きだから」という理由でドリフターズの面々を犯人として指名。しかし、あっさり真犯人は別に発覚する。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『いい湯だな 全員集合!!』:冤罪騒ぎにされたくない警察は、こっそり脱獄した風を装って開放。しかし世間には冤罪とは公開されてない彼らに行き場はない。しょうがないので、下水の配管工のいかりやの下で、文字通り文字通り地下生活を始めることに。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『いい湯だな 全員集合!!』:世間から石もて追われる身となった我らは、もはや「情」を捨てよ、と。「非情」に生きるのだ、と。これからは「ハードボイルド」だ、と。……そうアジるいかりや長介。そして、目指せハードボイルドということで、「ガンのつけ方」講座から始める一同(爆 #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『いい湯だな 全員集合!!』:どう見ても、コント集団のネタの仕込みにしか見えない(^^;; やがて鍛えられたハードボイルド集団に成長した彼らは、地上に出て、喰い逃げをしたり、買い物の代金を踏み倒そうとして変な人扱いされたりと、悪逆の限りを尽くすw <大藪春彦に謝れ(爆 #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『いい湯だな 全員集合!!』:一方、その頃、北海道洞爺湖温泉では、旅館の女将と観光協会の対立が激化し、旅館で営業妨害を行う用心棒(左とん平)排除のため、東京から殺し屋を呼ぶべしという結論になり、ハードボイルド集団ドリフターズに白羽の矢が立つ。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『いい湯だな 全員集合!!』:駅前でのドリフvs左とん平の死闘は、女将の隠し財産3億円の方を狙った方がいいぞ、とのとん平の囁きをドリフが真に受けてターゲットを女将に変更して決着(…)。しかし、女将にはみよちゃんという可愛いひとり娘がおり、更に彼らの出生を巡る驚愕の秘密が…! #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『いい湯だな 全員集合!!』:相変わらずアナーキーなドリフターズ。時期的にはTVバラエティ『8時だよ!全員集合』が始まった前後で、志村けん加入前、荒井注時代です。ストーリー展開は例によって行き当たりばったりとは言え、前半の地下生活編と後半の洞爺湖編の強引な繋ぎ方も大概(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『いい湯だな 全員集合!!』:終盤の女将暗殺作戦の二転三転も、ドリフのアナーキーな人間性の低みを徹底的に追求していて、素晴らしかった(^^;; まあ、こいつら揃いも揃ってバカばっかだから、何やらせても成功しないだろう、という安心感がいいよねw #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『いい湯だな 全員集合!!』:とは言え、迷うことなく殺しのターゲットを依頼主に変更するとか、加藤茶を生き埋めにしようとするとか、現代目線だと殺人ネタに抵抗がなさすぎでビビる。TVの人気者に何やらせてるんだ。というか、このくらい際どいくらいでないと「ギャグ」とは言えなかったのか。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『いい湯だな 全員集合!!』:同時代の他の邦画コメディを観ても、ここまでアナーキーな作風を量産していた例もなく、やはりドリフターズは、当時の価値観から言っても特異点的なコント集団だったのだろう。やっぱり、ドリフ映画の配信解禁しようぜ。現代人にも必要だって、このドリフ感覚は。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日