『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』@地元のシネコン(21/06/13(sun)鑑賞)
https://www.netflix.com/title/81439253
本日の映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』@地元のシネコンに劇場入りしました。『ガンダム』映画なのにヒットしている(失礼)、宇宙世紀ものの最新作。まあ元々、公開館数が多ければこのくらいいくポテンシャルがあった、という話だろうけど、今回テロがテーマで話難しそうなのになあ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月13日
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』:……入場特典貰えなかったorz やっぱり初日に観るべきだったか(苦渋 #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月13日
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』観終わりました。基本原作通りなのだけど、互いを探り合う会話シーンを、可能な限り芝居で圧縮して緊張感高く走り抜ける序章編。全員、大人なので判断と決断が早い。その上でひとりの女を挟んで男ふたりの対立関係をセットアップする手並みはさすが御大。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月13日
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』:いやあ、手前で引き起こした鉄火場を、敵か味方かも判らない女抱えて逃げ惑いながら脱出の機会を見失ない、「オレはこの女のために破滅するのか」と脳裏をよぎるのって、最高にエロいな。これも原作通りだが、思いついた御大は本当に天才ですわ!(爆 #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月13日
■監督フィルモグラフィ:村瀬修功(1964年~)
『レスキュー』@新宿ピカデリー(21/06/01(tue)鑑賞)
本日の映画4本目『レスキュー』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。ダンテ・ラム監督の中国版『海猿』……海難救助隊のレスキュー・アクション大作だそうですが、さて。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月1日
『レスキュー』観終わりました。中国全土でたった300人しかいない、トップ・オブ・トップの海難救助隊のお話。この300人の技量と生命を維持するために、中国政府が唖然とする額の予算かけて先進装備と訓練施設を整備しているというプロパガンダでもあるが、過酷すぎて定着率低いという(^^;; #fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月1日
『レスキュー』:例によってダンテ・ラム監督のお仕事映画だけに、災害救出の現場描写がハードすぎて、海難救助隊の隊員募集の役に立つのかよく判らないのだけど(^^;;、邦画ならクライマックス級の高難度救難シーンが続き、次々と隊員が殉職したりメンタル折られて転属してゆく、というね(汗 #fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月1日
『レスキュー』:このレベルの職場になると、知識や経験でトップクラスなのは当たり前。ただ現場で極限ぎりぎりの判断ができないと自身やチーム、要救助者の生命に関わるんで、ベテランでも「これは保たない」と思ったら、さっと身を引いて、周囲も引き止めない。アスリートの世界に近いのか。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月1日
『レスキュー』:そこは欠員をすぐに埋められる隊員候補層の厚みありきの話で、そのための大規模高度訓練施設なんだろうけど。いずれにせよ、中国の最先端救難チームの装備や戦術(タクティクス)が惜しげもなく披露されるので、その筋の解説付きで観たいですね。DVD出る時は副音声で欲しい。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月1日
『レスキュー』:描写的には、ダンテ・ラム監督の得意技だけど、センサーやディスプレイ情報を差し込んで、観客に一瞬で状況把握させる演出に磨きがかかっていて、そこへ次々と最先端装備を投入して、ろくな説明もなく使用描写だけで機能を観客に理解させる。それ自体、リズミカルでさえある。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月1日
『レスキュー』:ストーリーとしては、シングル・ファーザーの隊長さんと、新任の美人ヘリ・パイロットの仲を可愛い息子が取り持ちつつ、過酷な訓練と災害出動の日々という、王道というか凡庸なほどストレートなのだけど、その他の画面情報密度が高いんで本筋はこんなもんでいいんですね。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月2日
『レスキュー』:その分、災害出動シーンは情報密度が高く、冒頭の爆発炎上する洋上採掘プラットフォームから始まって、構造材が軋み、爆風に乗って破片をばら撒きながら崩落する中を、先進装備やその場にあるものをフル活用しつつ、現場のとっさの機転で切り抜けるの繰り返し。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月2日
『レスキュー』:ここで複雑なミステリー・プロットなどやっても、観客の頭がついていきませんよ(^^;; まあ、要救助者を救うため、文字通り地獄の一丁目に単身飛び込んでゆく「現代の英雄」として称揚しようという映画なので、これはこれでいいのです。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月2日
『レスキュー』:後はまあ、この映画、製作費が150億円だそうですけど、こういう作中時間の1分1秒ごとに札束で埋め尽くすような映画を、金額に見合った「大作」としての密度と緊張感で作るのは意外と難しく、邦画はほぼその能力を喪失しています。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月2日
『レスキュー』:邦画だとよぼどの「大作」でも金のかかったシーンがひとつふたつあって、そこを山場に、間をドラマで埋める作りにならざる得ない。映画としてはそれが一概に悪いわけではないですが、ハリウッドや今の中国映画の本気の「大作」と比べると、格の違いを思い知らされざるえない。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月2日
『レスキュー』:邦画でそれをコンスタントにやれているのは、ここ数年の『劇場版 名探偵コナン』のチームくらいですかね。こればっかりは、潤沢な製作費に慣れていないと、「正しい金の遣い方」も学習できないので致し方ない面もありますが。邦画は真逆の方向に進化してきたからなあ。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月2日
『レスキュー』:それでも、中国版『海猿』でこんなのやられちゃうと、邦画も最新装備でアップデートしたバージョンで迎え討って欲しいですよね。あるいは、日中韓の隣接水域で、3カ国の海猿たちが国際協力するお話とかね。考えただけでも、ワクワクします。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月2日
『レスキュー』:いずれにせよ、ハリウッド超大作の公開が軒並み延期になる中、大スクリーンで大ぶっ壊し大会と手に汗握るスリリングな救出劇を堪能できる貴重な映画ですので、中国・香港映画好き以外の方にも是非。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年6月2日
■監督フィルモグラフィ:ダンテ・ラム(1965年~)
Netflix | ビースト・ストーカー 証人
https://www.netflix.com/title/70117354
Netflix | 密告・者
『るろうに剣心 最終章 The Final』@地元のシネコン(21/04/23(fri)鑑賞)
Netflix | るろうに剣心 最終章 The Final
https://www.netflix.com/title/81313227
https://www.netflix.com/title/70293105
https://www.netflix.com/title/80013790
https://www.netflix.com/title/80013891
Netflix | るろうに剣心 最終章 The Beginning
https://www.netflix.com/title/81313229
本日の映画『るろうに剣心 最終章 The Final』@地元のシネコンに劇場入りしました。実写版『るろ剣』完結編その1。延期を重ねていよいよ公開…だったのだけど。週末から映画館自体どうなるか判らないので、公開初日レイトショーに慌てて駆け込みましたが、さて出来はいかほどでしょうか。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月23日
『るろうに剣心 最終章 The Final』観終わりました。谷垣健治アクション監督の香港流ハイスピード剣戟は溜めがなくて邦画時代劇の伝統と違う…というのはそうなのだけど、それでも当代一流の役者陣が和服着て腰に刀差すだけで、所作と体幹の良さでちゃんと時代劇になるのはさすがという映画。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月23日
■監督フィルモグラフィ:大友啓史(1966年~)
『名探偵コナン 緋色の弾丸』@TOHOシネマズ府中(21/04/20(tue)鑑賞)
本日の映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』@TOHOシネマズ府中に劇場入りしました。公開延期1年を経ての満を持しての公開で、初週週末で早々に興収100億の確定が出ているシリーズ最新作。こういうのいくつも押さえてるから、東宝は横綱相撲ができる。少しは松竹に分けてあげて(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月20日
『名探偵コナン 緋色の弾丸』観終わりました。大ネタの「銀の弾丸」の荒唐無稽さも含めて、要所要所で大ボラをぶちかましながら、ギアの入ったテンポ感で真正面から興収100億をぶち抜きにくる横綱映画。この数作で明らかにギアの入り方が数段回上がっていて、エンタメとして邦画屈指ですよ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月20日
『名探偵コナン 緋色の弾丸』:いやもう、冒頭からラストまで全編ギアが入ってて、隙間なく画面で何か起こってゆく。詰め詰めで溜めがなく、膨大な情報をばっさばっさと捌いて、物語を前へ前へと押し込んでゆく。他の邦画は何でこれが出来ないんだ……って、結局、予算(カネ)か(爆 #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月20日
『名探偵コナン 緋色の弾丸』:ちょうど上映前に『ワイルド・スピード ジェットブレイク』の予告編が掛かってたけど、上映時間当たりの制作費単価を真っ当に積み上げようとすると、こういう隙間なく観客を楽しませようという方向に進むのかしら。まあ、その分、作家性は見えづらくなるけど。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月20日
『名探偵コナン 緋色の弾丸』:本編に話を戻すと、今回のお話は主人公のコナン君が、作中の登場人物たちの情報とスキルの中継器(ハブ)として活躍するお話で、このシリーズでは実は推理はあまり本質ではないことが判ります(^^;; というか、赤井秀一のこと灰原にも隠してたのか、コナン君(爆 #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月20日
『名探偵コナン 緋色の弾丸』:コナン君は要所要所で情報(秘密)を堰きとめ、あるいは情報を流して、それを梃子にミッションを依頼して事件を解決に導く。TV版はそうでもないですが、本作ではコミュニケーション型のヒーローですね。増えた登場人物に見せ場を与えようとするとこうなるのか。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月20日
『名探偵コナン 緋色の弾丸』:いつかすべての情報(秘密)が白日の下に晒された時、コナン君が登場人物たちにその不実を責められる日がくる……とは思えないけど(^^;;、秘密が解消された時、物語は(少なくとも今の形では)終わるのでしょう。まあ、それはともかく。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月20日
『名探偵コナン 緋色の弾丸』:今回も小学生向けの阿笠博士のクイズコーナーから、FBIと米国連邦保安官局(USMS)の確執を短い説明でぶっ込んできたり(^^;;、大人も子どもも、古参ファンも新参も、等しく楽しませる戦略として、本作はギアの入ったテンポ感で正面突破することを選んだのです。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月20日
『名探偵コナン 緋色の弾丸』:逆に言うと、このテンポ感をちょっとでも緩めると、膨大な情報量と登場人物群を捌ききれず、作中のリニア同様に空中分解しかねないわけで、危うい話でもあります。これがやれるのも、くまなく徹底的に動かし倒せる予算ありきではあります。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月20日
『名探偵コナン 緋色の弾丸』:正直言って、どこまで行っても監督の私小説でしかない『シン・エヴァンゲリオン』より、こっちの劇場版シリーズを追いかける方が、邦画エンタメの到達点を確認するには向いていると思います。そんなわけで、今回も面白かったです(^^) #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月20日
『名探偵コナン 緋色の弾丸』:そういえば、監督の永岡智佳は、シリーズ前作『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』に引き続き、邦画女性監督の興収記録を塗り替えて、このまま順調にゆけば興収100億に手が届くのか。もっとメディアも注目すべきだと思うけどねえ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月20日
■監督フィルモグラフィ:永岡智佳(1983年~)
■シリーズ・フィルモグラフィ:劇場版『名探偵コナン』(1997年~)
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『獣人雪男』@池袋新文芸坐(21/04/10(sat)鑑賞)
本日の映画3本目『獣人雪男』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。1955年公開。『ゴジラ』の翌年公開された、宝田明主演の怪獣映画。こっちの方が受けてたら、もしかするとハリウッドが『獣人』シリーズをリメイクしてたかもしれんのやでぇ。<そうか?(^^;; #fr21_n pic.twitter.com/tjmLQFw2FL
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月10日
『獣人雪男』観終わりました。本多猪四郎監督、チーフ助監督で岡本喜八。序盤の雪男が姿を現すまでの恐怖映画的なネタ振りの手慣れた感じは、ジャンル映画的なのだけど、具体的に姿を現してからの展開が、今日的なホラーとはまったく違う語り口で新鮮……というか当惑というか(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月10日
『獣人雪男』:本作の「主人公」である獣人雪男は、地元住民に崖に吊るされた宝田明を助けてくれたり、子ども連れだったりとそんなに悪い奴ではなくて、「恐怖の対象」ではないんですよね。まあ、終盤、興行師の悪人に子ども殺されて、ぶち切れて村を壊滅させたりしますが(爆 #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月10日
『獣人雪男』:戦前のパルプフィクションよろしくヒロインを誘拐するのはその後で、モンスターを同情的に描いてからジャンル映画のお約束を律儀に守られても、観客の感情として、憎んだり怒ったりし辛い(^^;; 逆にいうと、現代のホラーのフォーマットは、感情の整理がされてるんですね。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月10日
『獣人雪男』:クライマックス前の興行師が獣人親子を拐おうとして全滅し、逆上した獣人が八つ当たりで村を壊滅させるまでの下りで、観客の依代であるはずの宝田明が寝込んで一切関知してないとか(^^;;、何でしょう、獣人を観客が過剰に敵視しないようにストーリーから切り離したんですかね。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月10日
『獣人雪男』:恐怖映画とは言いつつ、「恐怖」に特化して整理されていなくて、違うベクトルの力が作用しているように見える。それはまあ、今日的な観客目線として、作中の恐怖表現の技法に慣れて麻痺しているから、でもあるのかもしれないけれど。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月10日
『獣人雪男』:あと本作は序盤は冬の雪山スキー登山、中盤からは春山登山からの秘境アドベンチャーになるのだけど、三船敏郎『銀嶺の果て(1947)』とかこの頃の東宝がちょいちょい山ものの映画撮ってたの山好きのプロデューサーでもいたのか(^^;; 山岳撮影の技術継承企画でもあったのかな。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月10日
『獣人雪男』:ちなみに本作は、色々あった挙句、「えーっ!」というくらいばっさり終わります(爆 この時代の映画は余韻とかあまり気にしないで終わるんだけど、それにしても、いくらなんでも、その一言で終わらすんかい、というのが本作最大の衝撃でした(^^;; 機会がありましたら、是非。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月10日
■監督フィルモグラフィ:本多猪四郎(1911年~1993年)
https://www.netflix.com/title/1033310
Netflix | ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃
https://www.netflix.com/title/80117535
https://www.netflix.com/title/438164
Netflix | フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
https://www.netflix.com/title/70101286
https://www.netflix.com/title/70067809
Netflix | フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)
https://www.netflix.com/title/70061030
https://www.netflix.com/title/70067808
Netflix | 宇宙大怪獣ドゴラ
https://www.netflix.com/title/70034042
https://www.netflix.com/title/549156
キングコング対ゴジラ 4K リマスター 4K Ultra HD Blu-ray + 4K リマスター Blu-ray 2 枚組 【初回限定生産】
- 発売日: 2021/05/12
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https://www.netflix.com/title/70041517
https://www.netflix.com/title/70120056
https://www.netflix.com/title/81318417
Netflix | 美女と液体人間
https://www.netflix.com/title/70120055
https://www.netflix.com/title/70023084
https://www.netflix.com/title/70104656
https://www.netflix.com/title/60035960
『リオの男』@新宿武蔵野館(21/04/09(fri)鑑賞)
本日の映画『リオの男』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。1963年公開。ジャン=ポール・ベルモンド主演。仏空軍パイロットの主人公が、アマゾンの秘宝を巡る大冒険に捲込まれるアクション・アドベンチャー・コメディ。60年代でこのスケール感とは、仏映画は侮れない……(^^;; #fr21_n pic.twitter.com/TfQvcvFKvo
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月9日
『リオの男』観終わりました。かねがね60年代の邦画のスピード感とか、ドライな感覚の源流が気になってたんだけど、少なくともそれが同時代的に国際的なものだったことを確認する映画。同時に宮崎駿や大塚康生のアニメに至る基礎教養のひとつになったと確信するレイアウトや運動に満ちた映画。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月9日
『リオの男』:お話的には本作よりももっと前、戦前のパルプフィクションの秘境アドベンチャーで、おそらくこの時点でも古風に感じられたろうけど、特筆すべきは奥行きを活かした画面設計と運動でフィルムを埋め尽くしていることで、「映画」とは何か、という問いにひとつの解を示している点。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月9日
『リオの男』:手前から奥へ、奥から手前へ。広く、大きく、明るく、高精度の映画スクリーンなればこそ、消失点ギリギリまで引いた登場人物や車輌の識別がつく。それがTVやコミック紙面にはない映画の決定的な特徴で、それを描くことの映像的リッチ感をこの映画は徹底的に追求してくんだよね。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月9日
『リオの男』:それと展開が早い早い(^^;; これも説明よりも運動で話を繋いでく構成だからなのか、文字通り転がるように展開するので、休暇でパリ駅に着いたジャン=ポール・ベルモントが誘拐された婚約者を追って、あっという間に無一文で南米リオに放り出される(爆 このテンポの良さですよ。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月9日
『リオの男』:ただ「テンポが早い」と言っても、新海誠的な(あるいは庵野秀明的な)、ワンフレーム単位で無駄を省いて映像を繋ぐリニア編集的なものではなく、むしろワンシーンごとは長いんだけど、常に画面内で何かしら動き、次のシーンに繋がってゆく、「動きの高密度」のテンポなんですね。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月9日
『リオの男』:だから緊張感が途切れずに持続する。これは撮影前に相当入念にレイアウトと動きの設計が行われていた証で、それがクライマックスや決めのパートだけでなく、全編それで通すのは尋常ではありません。アクションやロケーション以上に、この映画のリッチさを示す要素です。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月9日
『リオの男』:それとキャラ描写が60年代邦画、あるいは『ルパンIII世』的で、カラッとして我が強い。判りやすく言うと、人の話を聞かない(^^;; 「ここで待ってろ」と指示されたヒロインは、直後にすぐにどっか行くし(爆 主人公は「何でオレ、こんな女の言うこと聞いてるんだ」と頭抱えるし。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月9日
『リオの男』:コイツ、自分を利用してるだけかもなあ、と思いつつ、放り出せもせずヒロインの冒険に付き合う主人公とヒロインの関係性は、峰不二子とルパンの関係性とも通じる。60年代のヒーローとヒロインのこういう関係性は、互いの個を認め合えばこそで、むしろ現代的ですらあります。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月9日
『リオの男』:また本作でのジャン=ポール・ベルモントの身体を張ったアクションが凄い……というのはそうなんだけど、マルクス兄弟を思わせるちょっとコミカルな動きで、宮崎駿や大塚康生のアニメのオーバーアクトなアクションに似ている。というか、明らかにネタ元のひとつだよね(^^;; #fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月9日
『リオの男』:本作がすべて、という気はなく、本作のネタ元のマルクス兄弟等の更に古い実写映画も含めての話だけど、こうした映画類があの時代のアニメーターたちの基礎教養を形作っていたことは疑いなく、こういうのはアニメ史だけ追いかけてるとなかなか見えてこないよなあ、と。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月9日
『リオの男』:勿論、冒険冒険また冒険のアドベンチャー映画として楽しい映画でしたが、奥行きと運動に楽しさを見出し、高密度な情報量に乗って駆け抜ける映画で、むしろ21世紀の現代に観てこそ「新しい」。現役で映像やってる人ほど学ぶところが多いんじゃないかな。そんな映画でした。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月9日
■監督フィルモグラフィ:フィリップ・ド・ブロカ(1933年~2004年)
『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』@ヒューマントラストシネマ渋谷(21/03/27(sat)鑑賞)
本日の映画4本目『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。2002年にロシアで発生したテロリストによる劇場占拠事件の実録映画。まあ、プロパガンダ映画なんですが、それはそれで判って観る分には学ぶものもありますし。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月27日
『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』観終わりました。実話ベースとはいえ、歴史の老女教師とテロリストの対話はともかく、休暇中の警察特殊部隊のオッサンが『ダイハード』よろしく、単身潜入して大活躍はウソだろーという(^^;; それ以外の警察部隊役立たずだし。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月27日
『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』:どうせプロパガンダだろう、たかを括ってたものの、「誰に向けて」「どんな主張を」のポイントはあるわけで、そこに注目して観ていました。勿論、「テロは悪いこと」というのは、どんな社会でも共通の結論ではあるのですが。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月27日
『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』:そういう視点で観てると、序盤からチェチェン人やイスラム系の市民へのロシア人の偏見や警戒心を、批判的に描写するんですね。更に本作の大きな特徴として、先の歴史教師とテロリストとの対話に結構な尺を割いている。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月27日
『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』:まあ概ね教師側の正論が優勢に進むんですが、それでも犯人のチェチェン人側の恨み辛みや闘争のロジックを結構丁寧に引き出して喋らせます。この辺、ハリウッド映画でもあまりちゃんとやってる作品は少ないので目を惹きます。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月27日
『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』:他にもチェチェン共和国側からテロを否定して投降を促す声明をTVで流したり、どうもチェチェン人全般とテロリストを切り離して扱おうとしている節があります。じゃあ、この話、どういう結論に持ってこうとしているかというと…。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月27日
『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』:作中、テロの実行犯は2チームいて、劇場の封鎖チームとフロアで直接人質と対峙するチームに分かれています。その封鎖チームのリーダーの挙動が怪しいと思ったら、英語で外部と電話してる(爆 西側の陰謀落ちか〜!(^^;; #fr21_n
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『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』:まあ要するにロシア人とチェチェン人は本当は話せば判りあえるはずなのに、外部の策謀により対立を強いられてるんだ、と。……いや、現実のチェチェン人がロシア人からそれ言われて納得するか、知らんけどもな。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月27日
『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』:そう思って見てると歴史教師の説得の理屈もちょいちょい釈然としなくて、スターリンのチェチェン弾圧をルーズベルトの日系人強制収容をダシに正当化するに至っては、日本人として納得はできねえぞと(爆 #fr21_n
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『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』:結局、テロリスト側もアフガンではソ連軍として従軍してたり、幹部は警察側と顔馴染みだったり、昔の教え子が犯人に混じってたり、せいぜい「遠い親戚」くらいの距離感なんですよね。あくまでロシア側からは、ですが。#fr21_n
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『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』:だからまあ、プロパガンダ映画としては、こういう落とし所になると。でも警察側が無能で役立たずな表現はいいのか。まあ、ほとんど何もやってないので、大きな失敗もしてないけど(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月27日
『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』:この辺、インド映画でパキスタン系テロリストを扱う手つきと似てるかな。相手側のロジックを判ってあげようとはするんだけど、あくまで自分たちのロジックの枠内で、自分たちの実存が脅かされる領域には踏み込まないっていう。#fr21_n
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『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』:他人事のように書いてますけど、邦画なんかテロを扱っても、自分たちの社会の実存を問うテーマだなんて欠片も思ってませんからね。テロ仕掛けられるくらい、本気で恨まれる状況をイメージできないのかもしれないけど。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月27日
『パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件』:モスクワ警察特殊部隊の人質奪還作戦の戦術展開とか期待して観ると肩透かし喰らうけど、ロシア人のチェチェン観の一端を垣間見ることのできる映画でした。まあ知識人層はまた違うのかもしれないけどねえ。#fr21_n
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