non titled
叔母の元へお悔やみの挨拶に行き、携帯メールの使い方を母に講習してきた。
俺は、何をやっているのか……。
午後から出勤し4時間ほど仕事を片付けた後、町田の叔母の家へ。途中、上京してきた母と合流する。叔父が亡くなったのは最初に倒れてから2年以上、意識がなくなってからふた月ほどということもあってか、叔母も従姉もそれほど落ち込んでいる様子はない。むしろ、どちらかというとさばさばとした物腰で、特に心配はなさそうだ。
……というか、ウチの母も親父の死んだときにさばけきっとったよな。
彼女たちには彼女たちなりの死者の悼み方がある。それは自分の母や叔母のことだけによく判るのだけど、端から見たら誤解されかねんよなとも思う。
だが、自分が死んだとき、遺した妻にいつまでも泣き暮れていられるより、すぐにこのくらいさばけてられた方がいい気もする。
まぁ、自分の場合は、その前に相手を見つけろって話ではあるのだが。
で、叔母の家に向かう途中、書店に寄って下記の本を購入。