市東亮子『やじきた学園道中記』第26巻
- 作者: 市東亮子
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2005/04/16
- メディア: コミック
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今シリーズは過去のシリーズで出てきたキャラの総決算を一気にやってしまおうとしている所為か、状況がめまぐるしく変転し、どこへ話が転がってゆこうとしているのかちょっと見えづらい。そこへ持ってきて天武天皇(大海人皇子)の出生の秘密ときたか。「壬申の乱」の経緯自体がかなり複雑ということもあって、もうちょっと噛み砕いてもらいたいところなのだが……。
とはいえ、さくら姫のくのいちアクションやら、ラスボス(?)上総介の顔出し(確かこれが最初なのでは?)と見るべきところは多く、勿論、やじさん、きたさんのきっぷの良さも健在。
それに今時「番長連合」なんて単語が飛び交う作品なんて、それだけで嬉しくなってしまうではないの。
何だかんだといっても、続きの楽しみなシリーズです。