積読日記

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樺 薫『めいたん メイドVS名探偵 (ガガガ文庫)』

めいたん メイドVS名探偵 (ガガガ文庫)

めいたん メイドVS名探偵 (ガガガ文庫)

 下のガガガ文庫公式ブログに著者まえがきが掲載されています。
 
小学館::ガガガ文庫:ガガガ編集部ログ: 『めいたん』まえがき
http://ga3.gagaga-lululu.jp/mt/mt-tb.cgi/120
 
 え〜っと、これによると、「1930年代の英国の名家で発生したスキャンダルを巡り、事件の真相を解き明かさんとする名探偵と、主家のスキャンダルによる失業を恐れて事件を隠蔽せんと画策するメイドが繰り広げる攻防戦」というお話で、なんでもそのメイドは「五稜郭の戦い後、渡英した実は女だった土方歳三が完成させたメイド道の信奉者」だそうで。
 ……バカだ。
 本物のバカだ。
 いや、ミステリーの業界には、昔からこの手の作品を称して「バカミス」という実に素晴らしい称号がございましてですね(笑)。
 
 さっそく近所の本屋を探したのだけど、そもそもガガガ文庫自体の棚が狭くて置いてねぇ(爆)。
 そうなると、よけいに読みたくなってきた。
 まぁ、その内、入手してみましょう。
 
 しかし、ガガガ文庫ラノベ業界最後発で既存作家のスケジュールは他社に押さえられてしまっている一方で、そのくせ金だけは余っているものだから、ゲーム業界やらシナリオ業界などの異業種から得体の知れない企画や人材が雪崩れ込んでいるのよね。
 だからたまにこういうイカレタ企画が紛れ込んでくる。
 いや、いや。いい傾向だと思いますよ。
 このままイける所までイっちゃってください。
 小学館の偉い人に怒られるまで(笑)。