積読日記

新旧東西マイナー/メジャーの区別のない映画レビューと同人小説のブログ

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義忠『彼女の戰い』第4回:まえがき

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■義忠『彼女の戰い』第0〜2回:まえがき
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080316#1205650198
■義忠『彼女の戰い』第0回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080316#1205650199
■義忠『彼女の戰い』第1回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080316#1205650200
■義忠『彼女の戰い』第2回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080316#1205650201
■義忠『彼女の戰い』第3回:まえがき
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080323#1206270012
■義忠『彼女の戰い』第3回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080323#1206270013
 
 はい、そんなわけで『彼女の戰い』の連載、第3週目です。
 予告どおりTV版第拾九話「男の戰い」のノベライズという趣向でお届けします。
 この辺、少し語りたいお話もありますが、ちょっと時間がないので後ほど再更新します。
 
 ちなみに次回は使徒に敗北して鬱々と引篭もるアスカが復活するまでのお話となります。
 
 なお、この本作品のオフセット再版本の表紙等を描いていただける絵師様を大募集しております。
 連絡先は例によって下のメアドへ。

 では、本編をお楽しみください。
 
【追記(2008/4/6)】
 更新当日は忙しくて詳しく書けなかったんですが、改めて本パートについてのフォローを。
 
 今回掲載のパートは、上でも触れてますが、TV版第拾九話「男の戰い」の対使徒戦パートのノベライズという趣向を取っています。
 この辺は本作品の成り立ちと関わってきますので、ちょっと長めになりますが詳しくお話しましょう。
 
 実はこの『彼女の戰い』という作品は、元々、いわゆる「学園エヴァ」の世界観に、アスカの見る幻覚としてTV版の『エヴァ』のノベライズ・パートが挿入されるという構造の『不思議の国のアスカ』という作品の一部として執筆を始めたものでした。
 この作品は前半パートまで書いたところで話が煮詰まってしまって放り出してしまっているんですが(おい)、そこまででアスカ登場の第八話と第九話をアスカ視点でノベライズしたパートを収録しています。オフセット化した本はあるもののデータとしては残ってませんので、いずれ折を見てOCRで拾って何らかの形で公開したいとは思っていますが、まぁ、それはともかく。
 今回の対使徒戦はそうしたノベライズ作業の延長線上にあったパートです。
 で、結局、『不思議の国のアスカ』の方は、こうしたノベライズ・パートを書いている内に、アスカの心理ポジションがどうも狙ったところに落ちてゆかなかったんですね。具体的には、次回掲載パート辺りでアスカの落ち込みが底を打って反転してゆくので、原作どおりの流れにならなかった。
 なのでしょうがないので、独立した作品として切り離した、という経緯でこの作品は産まれたのでした。
 
 あと個人的にはこうしたメカバトルは結構、好きなんですけど、オリジナルだとなかなか派手なバトルを発生させるのって大変なんですよね。
 なので楽しんで書けた記憶があります。
 今後の課題としては、ハリウッド張りに長廻しのアクション・シーンでしょうかね。いやぁ、体力いるんですけど、長廻しのアクションって。
 
 さて、作品上の時間軸は、今回掲載の「Scene 04」の後、冒頭の「ADVANCED TITLE」に戻り、次回掲載の「Scene 05」へと繋がる構造となっています。
 よろしければ、もう一度、振り返って読んでみてください。