積読日記

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監督:出崎 統『劇場版 CLANNAD クラナド』


劇場版CLANNAD-クラナド- 特報
劇場版 CLANNAD クラナド : 作品情報 - 映画.com

劇場版「CLANNAD-クラナド-」 SOUNDTRACK

劇場版「CLANNAD-クラナド-」 SOUNDTRACK

CLANNAD - PS4

CLANNAD - PS4

CLANNAD - PSVita

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CLANNAD FULL VOICE

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 録り逃したエピソードが気になって近所のTUTAYAに駆けつけ、勢いで『劇場版『CLANNAD』 DVD(通常版)』まで借りてきて観てしまったので、こっちについても少し。
 
 いや、すげえ。京アニのTV版と観比べると、日本のアニメ演出がこの30年間でどう進化してきたのかが一目で判る。つか、『劇場版 あしたのジョー2 [Blu-ray]』の演出でKeyのコンテンツをアニメ化とか。どんな悪夢……いやいや、奇跡のコラボレーションなんだか。
 ただ、それだけに解釈の大きく違う2つの作品を観比べてみると、この『CLANNAD』という物語の本質が、基本的にたわいもないよくある「家族の物語(ファミリー・ロマンス)」なのだということがよく見えてくる。
 ほら、「お父さんとお母さんはこうして出逢って、あなたが生まれたのよ」てな話は、どこの家でもあるでしょ。それが幸せな物語であれ、悲劇的な物語であれ、それは個人の人格の基盤となってしまうものだし、それだけに訴求力のある普遍的で原始的な「物語」として機能するのだと思う。
 だから演出が多少古臭くても、現代の観客に通用する……と言うか、逆にベタな出崎演出を活かし得るだけ『CLANNAD』の物語としてのポテンシャルが高いと言うべきか。まぁ、元々、Keyお得意の「幻想世界」だの何だのというファンタジー要素を強引に絡めて、いささかも揺らがないフォーマットだからな。普通、抽象度があまりに違う要素を一緒くたに混ぜると客が引くものだけど、逆に感動で泣かせ倒すというのはよくよくの話ですよ。
 
 その辺の無茶さ加減にも興味はあるけど、さすがにゲームまで手は出せないなぁ。あんなプレイ時間の長いゲーム、社会人にそうおちおちやってる暇ありません。
 え? PSPでやればいい?
CLANNAD(クラナド) - PSP

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 ……本読む暇なくなるって。
劇場版 AIR (通常版) [DVD]

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ゴルゴ13 劇場版 JAX-003 [DVD]

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スペースアドベンチャー コブラ 劇場版 [DVD]

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