『SPOOKS スプークス/MI-5』@ヒューマントラストシネマ渋谷(16/2/9(tue)鑑賞)
本日の映画『SPOOKS スプークス/MI-5』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。英国のTVドラマを原作とするスパイ・スリラーだそうです。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) February 9, 2016
『SPOOKS スプークス/MI-5』観終わりました。公安と諜報のプロ対プロの騙し騙され、裏切り裏切られの苛烈な攻防戦のその向こう、極限領域で浮かび上がる公安捜査官の「任務」と「忠誠」とは…? という謀略戦の本場、英国よりお届けの本格スパイ・スリラーでした(^^) #fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) February 9, 2016
『SPOOKS スプークス/MI-5』:ロンドン市内を通るCIAの護送車をテロリストが強襲。テロリスト・カシムが脱走する。市内の警護を担当していたMI5(英国対内諜報部)は責任を問われ、対テロ工作部長ハリーは職を辞して失踪する。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) February 9, 2016
『SPOOKS スプークス/MI-5』:MI-5内部に裏切り者がおり、その者が情報を洩らしたと睨んだハリーは、カシムと接触。裏切り者の情報と引き換えに、取引しようとする。それを暴走と見たMI-5上層部は、ハリー拘束のため、彼に馘を切られた元工作員ウィルを呼び出す。#fr16_n
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『SPOOKS スプークス/MI-5』:自分を馘にした上司であり、死んだ父親の親友でもあったハリーを追い、かつカシムのテロを阻止するー困難な任務に乗り出すウィルだったが、MI-5内の裏切り者を炙り出すために、なり振り構わず行動するハリーに振り廻される…というお話。#fr16_n
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『SPOOKS スプークス/MI-5』:まず基本設定として、MI-5はテロリストと戦いながら、米国(CIA)からの情報や資金にどっぷり依存してて、その援助がなければ立ち行かなくなっている現状があり、それを良しとしない派閥と推し進めるべきとする派閥が暗闘しているのね。#fr16_n
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『SPOOKS スプークス/MI-5』:それぞれの派閥とも、テロリストとの戦いをダシに、殺し合いも辞さない内部抗争を繰り広げてる。ハリーが追う「裏切り者」も、その次元での話で、そいつを追うためなら「何でも」やる。いいか、本当に「何でも」だ(爆 #fr16_n
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『SPOOKS スプークス/MI-5』:本当に本末転倒というか、テロリストに手を貸すわ、政府サーバをハッキングして引き出したデータでロシアと取引しようとするわ、滅茶苦茶っつーか…ところが、これが高次の公安任務として本人の中で、矛盾していないというのがこの話のキモ。#fr16_n
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『SPOOKS スプークス/MI-5』:基本的にこの映画の登場人物は、若い元工作員のウィルひとりを除いて、全員何らかの形の裏切りを働き、テロリストのカシムすら土壇場で身内を裏切る。その際たるハリーが、徹底した「裏切り」故に、もっとも忠誠篤い騎士たると言うこの転倒!#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) February 9, 2016
『SPOOKS スプークス/MI-5』:一切他人は「信用」せず、しかしそれ故に他者の立ち位置と思考と行動を読み抜いて「操作」する。隠されたサインに気づき、脳髄を振り絞って真理にたどり着く。真っ暗な公安活動の無明の闇の底で、何を信じて走り抜くのか……。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) February 9, 2016
『SPOOKS スプークス/MI-5』:いやぁ、さすがは謀略の本場、大英帝国のスパイ映画。凶悪なテロリストでさえ、純真な青年に見えてしまう、邪悪で真っ黒な上級公安官僚たちの闇の饗宴の物語。堪能させていただきました(^^)/ #fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) February 9, 2016