『野獣狩り』@ラピュタ阿佐ヶ谷(16/2/11(thu)鑑賞)
本日の映画2本目『野獣狩り』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1973年公開。『真田丸』の本多忠勝役でお馴染み、藤岡弘主演。過激派による社長誘拐事件を追う刑事ドラマだそうです。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月11日
『野獣狩り』観終わりました。親父(伴淳三郎)と息子(藤岡弘)の親子刑事もの。派手なバイオレンス・アクションを予想させるタイトルなんだけど、意外とかっちりとした組織捜査もの。そこで窮屈な居心地の悪さにストレス溜めてく藤岡弘を、親父がなだめすかしつつ、犯人を追う映画。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月11日
『野獣狩り』:外資系飲料メーカー日本支社の社長が誘拐され、過激派から犯行声明が届く。本庁捜査一課の刑事の息子明と所轄のベテラン刑事長太郎の舟木親子も捜査に参加。世代が近い明は、過激派側の価値観に微かなシンパシーを抱くが、本庁の捜査方針とのズレに苛立ちを募らせる。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月11日
『野獣狩り』:一方、独自に犯人のアジトに迫った明の上司の捜査1係班長が、犯人に襲われて意識不明となる。怒りに燃える明だったが、身代金の受け渡しで犯人側に振り廻され、身代金を奪われて犯人を取り逃がす失態を引き起こしてしまう……というお話。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月11日
『野獣狩り』:この映画、描かれる事件が東京という都市の土地鑑(ランドスケープ)が重要となる事件なので、撮影された70年代初頭の東京の風景が、ふんだんに出てきます。それを眺めてるだけでも楽しいんですけど、携帯もない、WEBもない時代の情報空間の空気感とかも興味深い。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月11日
『野獣狩り』:携帯もない時代なので、刑事は非番だからと上司に報告もしてない女のところにしけこんではいけない、とか(爆 それをあっさり突き止めて電話かけてくる親父さまが恐ろしい、とか、そういう話(それだけじゃないが(^^;;)。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月11日
『野獣狩り』:そんな親父さまの前で、ふてくされていじける藤岡弘とか、非常に珍しいものが見れます。あと、SATとかSITが発足する前(前身となる組織はあったはずだが)なので、ラストの犯人の立て篭りに強行突入するくだりは、ちょっと描写が無茶(^^;; #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月11日
『野獣狩り』:そんなわけで、非常に手堅い警察描写と、若い藤岡弘を堪能する映画でした。これで、犯人側の過激派がもうちょっとクレバーならなー。アジトの場所選定の捻り方は、ちょっと楽しかったけど(^^) #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月11日