『ブリッジ・オブ・スパイ』@地元のシネコン(16/1/14(thu)鑑賞)
スピルバーグ×トム・ハンクス『ブリッジ・オブ・スパイ』予告編
ブリッジ・オブ・スパイ 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2016/05/03
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本日の映画『ブリッジ・オブ・スパイ』@地元のシネコンに劇場入りしました。昨年から続くスパイ映画戦線に、スピルバーグも参戦。ただし、史実に基づく、法廷もの? #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2016
『ブリッジ・オブ・スパイ』観終わりました。冷戦期、ソ連人スパイの弁護を務めたNYの弁護士が、その縁でU2事件でソ連に拘束された米国人パイロットの交換交渉に臨むことになるが…という史実に基づくお話。大ネタ子ネタを問わず、振ったネタはちゃんと回収する手堅さが頼もしいw #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2016
『ブリッジ・オブ・スパイ』:ただスパイ交換の段取りつけただけなら映画にならないんだけど、この弁護士のおっさん(トム・ハンクス)は、手持ちのスパイひとりと交換に、米国人パイロットとたまたま東ベルリンで拘束された米国人学生も一緒に交換しろと、無茶を言いだすw #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2016
『ブリッジ・オブ・スパイ』:つまり「ニコイチ」の交換に応じろ、と。しかも、米国人学生を拘束しているのは、同じ東側とはいえ東独の秘密警察。微妙にソ連側への対抗心が見え隠れする東独政府を交えることで、交渉の行方は一気に先が読めなくなる。このおっさんは……(-。-; #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2016
『ブリッジ・オブ・スパイ』:この有り得ない「取引き(ディール)」の行方や如何に…という感じなんですが、まぁ、演じているのがトム・ハンクスなんで、善意からこのニコイチ交換を言い出したみたいになってるけど、本当はそういう「交渉術」なんじゃねぇの、という気が(^_^;; #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2016
『ブリッジ・オブ・スパイ』:交換ごとのテクニックとして、いきなり無茶な要求をぶつけて話の主導権を握ってしまうやり方というのがあるんですね。結果としてその要求が通るかどうかは重要ではなく、議題(アジェンダ)設定の主導権を握るのが目的。北朝鮮外交とかで良くやる手です。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2016
『ブリッジ・オブ・スパイ』:ソ連側と東独側の利害関係の間隙を衝く要求がまた、上手いというかエグいというか。まぁ、一歩間違えれば、全部台無しになりかねない話でもあるので、まったく良くやるわ……(-。-; さすがは海千山千のNYの弁護士。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2016
『ブリッジ・オブ・スパイ』:ただこういう無茶が通るのは、無茶は無茶なりに、相手も受け入れざる得ない、納得度の高い筋の通った理屈があればこそなので、この取引き(ディール)の肝は、主人公がそこにブレがなかったからでもあるのだ。ただ無茶を言えばいいと言うものではない。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2016
『ブリッジ・オブ・スパイ』:冷戦期のスパイ秘話としても、米ソ双方の意地の張り合いと本音の落とし所が垣間見えて、その辺も面白かったです。いろいろな意味で「法」を巡る物語でもあり、手堅く、筋の通った映画でした。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2016