『殺されたミンジュ』@ヒューマントラストシネマ有楽(16/1/24(sun)鑑賞)
本日の映画1本目『殺されたミンジュ』@ヒューマントラストシネマ有楽町に劇場入りしました。韓国映画でキム・ギドク監督なので、きっと酷い話になるだろうな、と(^^;; #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年1月24日
『殺されたミンジュ』観終わりました。政府のとある筋の指示により、ひとりの女子高生が惨殺される。1年後、事件を実行した工作員たちが、一人ひとり、軍服姿の男たちに拉致され、拷問の末、供述書を取られて解放されてゆく。果たして、この男たちの正体は……というお話。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年1月24日
『殺されたミンジュ』:基本的に殺された女子高生の謎の解明はどうでもよくて、それによって発生した自警団が事件の核心に近づくにつれ、矛盾にのたうちまわってやがて瓦解するまでの話です。結論は、やはりどうあってもこの世は地獄である、という(うわー)。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年1月24日
『殺されたミンジュ』:人が寄り集まって社会を営もうとしたら、必然として生じてゆく影の部分があり、それを否定しようとする者たちも、徒党を組んだ時点で小さな「社会」となり、影が生じてゆく。難しいよね。でもだからと言って「社会」自体を否定してしまうと、何もできなくなる。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年1月24日
『殺されたミンジュ』:結局は、常に批判的に自らを省みつつ、諦めずに「社会」を営み続けるしかないのだけど、当事者にとってはそれはそれは苦しく、その意味で、この世は地獄であり続ける。その地獄と、どう寄り添って生きてゆくべきなのかとか、観ながら考えてました。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年1月24日