『提報者~ES細胞捏造事件~』@ヒューマントラストシネマ渋谷(15/10/9(fri)鑑賞)
10/3(土)公開 『提報者 ~ES細胞捏造事件~』 劇場告知
本日の映画『提報者~ES細胞捏造事件~』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。STAP細胞に先立って、韓国で国家的スキャンダルとなったES細胞事件を題材とした映画、だそうです。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月8日
『提報者~ES細胞捏造事件~』観終わりました。韓国を揺るがした科学スキャンダル「ES細胞捏造事件」を題材に、真相を暴こうとするTVクルーと、メディアや世論を味方につけてそれを阻止しようとする科学者との攻防を描くお話。どこまで実話か知らないけど、丁々発止の攻防戦の構成が見事。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月8日
『提報者~ES細胞捏造事件~』:ドキュメンタリー番組「PD手帳」のプロデューサー、ユンは、国を挙げての英雄扱いを受けている生物学者イ博士の部下だった研究者シムから、博士の手掛けるES細胞研究が捏造であるとの内通を受ける。その内容に衝撃を受けながら、ユンは裏付け調査を開始する。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月8日
『提報者~ES細胞捏造事件~』:一方、ユンたちの取材の動きを察した博士は、告発したシムの妻と大病を患う娘に援助を申し出、圧力を加える。取材への協力を躊躇い始めたシムへの説得を続けながら、取材クルーは高度な生物学の領域で行われる不正を暴くべく、調査を継続する。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月8日
『提報者~ES細胞捏造事件~』:取材クルーの調査が進み、事件の核心に迫るにつれ、博士の対応も加速。大統領府やメディア関係者、更には世論をも味方につけて、取材クルーに圧力を強める。世論を敵に廻し、番組放送の瀬戸際まで追いやられながら、取材クルーは真実を追い続けるが……というお話。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月8日
『提報者~ES細胞捏造事件~』:何というか、日本も似たようなことやらかしたばかりなので偉そうなことは言えないのだけど、韓国人にとってみっともない話で、一刻も早く忘れたいと思ってても不思議ではない話です。ところを、ちゃんと一級品のエンタメに仕上げてくるんだから、韓国映画は偉い。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月8日
『提報者~ES細胞捏造事件~』:それも「悪の科学者を、正義のマスコミが懲らしめる」というほど単純な話ではなく、縋るような想いで博士を信じて取材クルーを罵倒する世論とか、それが番組の放送を境に手のひらを返す滑稽さとかも描いていて、非常に客観的な視座も含んだエンタメに仕上がってます。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月8日
『提報者~ES細胞捏造事件~』:取材クルーの描き方が、若干、理想主義に過ぎるかな、とも思うけど、メディアを使ったイメージコントロールに長けた博士との攻防の掛け合いのテンポが良くて、エンタメとして文句なしに面白い。特に善人面のまま、圧倒的な悪役感で君臨する博士の描き方がいいネ!
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月8日
『提報者~ES細胞捏造事件~』:しかしまぁ、これほど白黒はっきりつく世界もないはずの科学技術の世界で、最後まで騙し通せると思ったのか。真理の前には、いずれ破綻すると判っていたろうに。この映画では、「途中で降りれなくなった」という説を取っているのだけど……。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月8日
『提報者~ES細胞捏造事件~』:後、常々言ってるように、映画には報道(ジャーナリズム)の機能もあり、それを優れたエンタメとして仕上げられるかどうかは、その国のその娯楽ジャンルの健全性とか底力を端的に示す指標となり得る。その意味で、脂ののった旬の韓国映画だからこその映画でした。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月8日
『提報者~ES細胞捏造事件~』:だからさー、日本もSTAP細胞事件をさっさと映画化しようぜ。この映画みたいな判りやすい悪役像ではなく、掴みどころのないヒロイン研究者にまわりの男たちが振り廻されて、巨大研究機関が崩壊してゆく話になりそうだけど。でも、それも面白そうじゃんねー(^^)
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月8日