『座頭市血笑旅』@東京国立近代美術館フィルムセンター(16/1/16(sat)鑑賞)
『座頭市あばれ火祭り』@東京国立近代美術館フィルムセンター(16/2/11(thu)鑑賞) - 積読日記
本日の映画1本目『座頭市血笑旅』@東京国立近代美術館フィルムセンターに劇場入りしました。1964年公開。ご存知、勝新太郎主演のシリーズ8作目。……つか、『座頭市』って60年代のコンテンツだったのか。いや、70年代のドラマ版の印象が強くて。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 1月 16
『座頭市血笑旅』観終わりました。自分の身代わりに斬殺された母親の代わりに、父親の下へと赤ん坊を送り届ける市のお話。…というざっくりしたグランド・プロット上に、「市と赤ん坊」をテーマにした短編を並べたような構造。で、折々、襲ってきたヤクザを殲滅する、と。(^^;; #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 1月 16
『座頭市血笑旅』:シリーズも8作目なので、市の絶対的な無敵性は揺るがなく、襲ってきては瞬時に殲滅されるヤクザ衆の行動形態自体が記号化され、物語上での場面終了のためのイベントと化していると言うw 襲うヤクザ衆に感情移入するようにもなってないし。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 1月 16
『座頭市血笑旅』:ひとり旅の市が赤ん坊やスリの女と擬似的な家族を演じて、襲ってくるヤクザをことごとく殲滅し、やがて再びひとりで旅の空に消える。何かを獲得するわけでもなく、何かを達成するでもなく、流れゆく人生に生じた小さなさざなみを味わう映画かしら。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 1月 16