『特捜部Q -檻の中の女-』@ヒューマントラストシネマ渋谷(15/1/26(mon)鑑賞)
- 作者: ユッシ・エーズラ・オールスン,吉田奈保子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/10/05
- メディア: 文庫
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本日の映画『特捜部Q -檻の中の女-』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。デンマーク版『相棒』的な人気の北欧ミステリーのシリーズ第1作の映画化作品だそうで。……デンマークって北欧なの?(そこからか) まぁ、『ヴィランド・サーガ』にもデンマーク王出てたしなぁ。
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 26, 2015
『特捜部Q -檻の中の女-』観終わりました。左遷されたはみ出し刑事2人(プラス秘書)だけの、迷宮物件専門のチーム「特捜部Q」による、ミステリー。その発足編なんだけど、おおっ、結構本格派で面白い! これ、TVシリーズでやってくれ! pic.twitter.com/QbJzQFFjQA
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 26, 2015
さて。改めて『特捜部Q -檻の中の女-』のレビューの続きを。
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 26, 2015
『特捜部Q -檻の中の女-』:コペンハーゲン警察の刑事カールは、強引な捜査で部下を死なせたことから未解決事件の整理を担当する親切の「特捜部Q」に左遷される。部下はシリア人移民のアサドのみ。アサドの整理した資料を眺めていたカールは、5年前に発生した女性議員失踪事件に違和感を覚える。
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 26, 2015
『特捜部Q -檻の中の女-』:自閉症の弟とともにフェリーに乗った議員は、北海洋上で姿を消した。自殺か──弟を連れて? 膨大な目撃者の証言から、現場に「背の高い男」がいたことを突き止めた二人は、事件の真相を求めて走り出す……というお話。
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 26, 2015
『特捜部Q -檻の中の女-』:まずオランダ人の頑固な刑事カールと、心優しきアラブ人のアサドという凸凹コンビの設定が秀逸で、観客の好奇心を誘いつつ、安定感が抜群。そして行う捜査も、膨大な資料の海にダイブして、真相に迫る「データ・マイニング捜査」なんだよね。
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 26, 2015
『特捜部Q -檻の中の女-』:これは『ドラゴンタトゥーの女』もそういう傾向があったので、最近の北欧ミステリーの特徴なのかしら。ただ、ハイテクは使わない(人手も予算もないのでw)。律儀に紙焼きした写真の束を、人力でひっくり返してます。この辺は、北欧ならではなのかなぁ。
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 26, 2015
『特捜部Q -檻の中の女-』:タイトルでネタバレしてるので、少しだけ触れると、失踪した女性議員はある特殊な施設に拉致されていて、捜査の進展と並行して、猟奇的な監禁生活が描かれていて、その辺はホラーっぽい。虫歯が痛いと苦しんでたら、ペンチを放り込まれて、自分で抜け、とか(うひー)。
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 26, 2015
『特捜部Q -檻の中の女-』:事件の真相に潜む、ふたつの家族が破滅した悲しい事故。復讐心に歪んだ犯人の狂気。そして、上司からの中止命令を無視して捜査を続けるふたりは、拉致された議員の下へ辿り着けるのか……。いやぁ、最近の『相棒』なんかより全然面白い!<暴言
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 26, 2015
『特捜部Q -檻の中の女-』:そんなわけで、原作小説も続刊が出てるし、是非、続きを観たい。主人公ふたりの話も観たいし、脇のキャラの深掘りも観てみたい。いっそTVシリーズでもいいぞ。良質の北欧ミステリーを堪能できる映画でした。
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 26, 2015