『超能力研究部の3人』@シネマート新宿(15/1/6(tue)鑑賞)
乃木坂46秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未主演『超能力研究部の3人』予告編
- 作者: 乃木坂46,2014「超能力研究部の3人」製作委員会,モーニング編集部
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/12/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本日の映画『超能力研究部の3人』@シネマート新宿に劇場入りしました。当初観る予定なかったんですが、先に観た友人が絶賛してましたので。……しかし、AKBの区別とかまったく出来てないんですが、大丈夫か? pic.twitter.com/ZhcIeDUYQK
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:つか、ヒロイン3人はAKBというより乃木坂46なのか。……お、おじさん、その辺から区別がついとらんのじゃが、本当に大丈夫なんじゃろうか? とりあえず、観客はおっさんしかおらんようじゃが(爆
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』観終わりました。…いや、これはまた際どい作品だなぁ。ええと、駄作とかどうとかいう意味ではなく、虚実の被膜の、本当に危うい薄皮上で作品が成立してて、アイドルの心のリアルに迫る──ように見せかけたフェイク? でもそのフェイクも、リアルをベースに設計されたもので。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:田舎の高校の超能力部研究部の女子3人組。部長が告白しようとつけ狙っていた男子の友人の森君が、さらっとスプーン曲げをやってのけたのを目撃。驚愕した3人は告白を棚に上げて、森君を部に誘う。あっさりと部員になった森君は、自分が宇宙人であることを告げるのだが……。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:というお話で、同じ原作を使って橋本愛主演のミニシリーズが既にドラマ化してるのだけど、それを乃木坂46から選抜された3人を主役とした映画化……であり、「映画化する状況を撮影したドキュメンタリー(フェイクだけど)」。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:今触れたように、この作品ではいくつかのリアリティベースが並行して走って、原作準拠のドラマ、本番を想定したスタジオセットでのリハーサル、監督の演技指導を受けながらのロケ地での撮影、そして撮影の合間のオフのアイドル達(という芝居)が撮影工程に沿って描かれる。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:ドキュメンタリー部分がフェイクであることは、完璧すぎるカットのレイアウトとか、胡散臭いマネージャーの芝居を見れば明らかだし、エンドクレジットで役名と役者名の多くが異なることで明確なんだけどw、そこはこの映画の本質ではないんですな。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:映画撮影というミッションの過程で、監督やスタッフ達によって(演技指導という名目で)アイドル達に加えられたプレッシャーや解放から垣間見える彼女たちの等身大の本音や素顔という「リアル」。それがこの映画の「核」なんだろうなと思います。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:とは言うものの、自分はこの娘たちを継続的に追いかけてきたわけではないので、この映画で描かれた彼女たちの姿が、どこまで本当の「リアル」なのか判らないですよ。全部設計された「フェイク」かもしれないし、そうでないかもしれない。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:とはいえ、「アイドル映画」である以上、ファンが共有する幻想としてのストーリーを土台からひっくり返すような場面をフィルムに残すわけもなく(という下りも、作中ではあるw)。であれば、ここで語られる「本音」は、設計されたののであっても、やはり「リアル」なのか。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:3人のヒロイン達のひとり、橋本奈々美は「アイドル」を「仕事」と言い、「長く続けられる仕事じゃないですし」と語る。「私、この仕事についてから、短気になったんです」「我慢しないように、嫌なことは嫌って口にするようにしてるんです」
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:そう告げる彼女の横顔が、何かをこらえるような固さを帯びていたのも、設計され、演出された「フェイク」なのか、それとも……? アイドル映画の「フェイク」と「リアル」の狭間に誘う、実に際どく、スリリングな映画でした。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:……で、まぁ、この映画そのものの評価はそんなところなんだけど、そこまで「売り物」にするAKB系アイドルは大変だなぁというか、個人的にはちょっと引くというか。嵌ってるファンが、こういう極々プライベートなストーリーにこそ、ど嵌りするのも判るんだけど。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:出来上がった芸とか、歌にプライベートが滲み出るのは、全然有りなんだけど、努力している所、苦しんでいる所を、こう露骨に「売り物」にしちゃうのはやり過ぎのような気がするんだよなぁ。いや、アイドルの努力や苦労には、敬意を払うのだけど。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
『超能力研究部の3人』:この辺は、アイドルを観るこちらの自意識の置き所の問題であって、気にしない人は全然気にならないんだろうけども。……やっぱり、秋元康コンテンツは苦手だ。(おニャン子の頃からそうだったんだよなぁ)
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月6日
昨日観た『超能力研究部の3人』なのだが、「フェイク・メイキングムービー」というけったいなジャンルのくせに、「メイキングDVD(生写真付き)」なんてものがあるらしい……。http://t.co/WNTvi0DbJY メタにメタが重ねられすぎて、何が何だか。おじさん、よく判んないや。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月7日