『ワンダフルワールドエンド』@新宿武蔵野館(15/2/4(wed)鑑賞)
本日の映画『ワンダフルワールドエンド』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。橋本愛、蒼波純のダブル・ヒロインによる、ミュージシャン大森靖子のMVを原作とする映画……と言う前情報しかないけど、まぁ、いいか。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月4日
『ワンダフルワールドエンド』観終わりました。これはまた、評価の難しいアイドル映画……アイドル映画? いや、まぁ、「アイドル(自称)」の女の子の映画なんだから、アイドル映画…でいいのか? あるいは、こじらせた自意識の映画、というべきか。 pic.twitter.com/JDZEn6nzDF
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月4日
『ワンダフルワールドエンド』:インディーズ・アイドル見習いで毒舌ゴスロリで売出し中の詩織(橋本愛)の前に現れた女子中学生の亜弓(蒼波純)は詩織のファンと名乗るが、気が付けば自宅(貧乏演劇青年と同棲中)に転がりこんで居着いてしまう。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月4日
『ワンダフルワールドエンド』:怒って飛び出した詩織だったが、ブログやツイキャスを通じて触れた亜弓の純粋さに惹かれつつ、アイドル活動や同棲中の彼氏との関係はますますうまくいかず……という、お話。自撮りやツイキャス、LINEなんかも画面に組み込みつつ、どんどんこじれてゆく橋本愛。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月4日
『ワンダフルワールドエンド』:自称17歳の女子高生(と言いつつ、授業中や登下校のシーンはないw)のヒロインのダメな感じのこじれ様が、観てて辛い。いや、本人の自意識は「アイドル」指向なんだけど、アイドルにしては美人過ぎて浮いてる立ち位置に、そもそも橋本愛を置くキャスティングが絶妙。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月4日
『ワンダフルワールドエンド』:橋本愛は本当にスクリーンに映える美人さんなんだけど、本当は「可愛いゴスロリ少女」になりたくて、実際にイベントで着てみたり(んで、浮く)するのだが、事務所は深夜番組の水着仕事を持ってくるわ、ツイキャスでは「脱いだら」とかコメント投げられたり。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月4日
『ワンダフルワールドエンド』:がしがしとメンタル削られてる日々の中で出逢ったのが、自分の理想を体現したかのような亜弓(蒼波純)で、彼女に居場所を奪われそうな脅威とか、それでも自分を慕ってきて嬉しいとか、その辺のモヤモヤ感が見事というか、この映画のキモというか。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月4日
『ワンダフルワールドエンド』:橋本愛に限らず、この映画の登場人物は総じて「理想の自分」と「現実の自分」のズレに苦しんでいて、それを気づかない振りでやり過ごそうとして、誤魔化しきれずに脱落してゆく。ラストで半分ファンタジーに突入しちゃうのは、現実では救済しきれないからか。ううむ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月4日
『ワンダフルワールドエンド』:それはまぁ、「逃げ」ちゃ「逃げ」だし、演出の独り善がり一歩手前でもあるんだけど、その「一歩手前」までカメラ寄せたからこそ拾ってこれた空気感ってものがあって、この映画の一番の魅力はそこに詰まってるような気がする。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月4日
『ワンダフルワールドエンド』:この映画は本当に際どいバランスで成立してて、さっきの「空気感」を魅力として捉えそこなってしまうと、モヤモヤした違和感だけの映画に見えてしまうかもしれない。いや、その「違和感が残る」ってことだけでも、実は凄いことなんだけどね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月4日
『ワンダフルワールドエンド』:そういや、橋本愛は『あまちゃん』でも、「アイドルになれそうでなれない女の子」をやってたっけ。本人はアイドルというより女優としてのキャリアをちゃんと積んできてる娘だけど、そういう役をやらせたくなる雰囲気があるのかな。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月4日