『座頭市血煙り街道』@東京国立近代美術館フィルムセンター(16/2/27(sat)鑑賞)
本日の映画1本目『座頭市血煙り街道』@東京国立近代美術館フィルムセンターに劇場入りしました。1967年公開。シリーズ第17作目。ちなみに1990年にルドガー・ハウアー主演でリメイクされた『ブラインド・ヒューリー』は、本作を元にしてるそうで。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月27日
『座頭市血煙り街道』観終わりました。今回は、『座頭市』と言うより、後のTV時代劇みたいなフォーマットできれいにまとまったお話。それを映画スケールでやると、こうなるか、と言う。ちなみに今回の浪人役は、時代劇の名優、近衛十四郎。松方弘樹、目黒祐樹兄弟のお父様ですね。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月27日
『座頭市血煙り街道』:旅先で母子連れと相部屋となった市。母親が病死したことで、幼い息子を父親の元へ連れて行くことに。イタズラ好きの子供とともに旅をして、絵師である父親の下へと送り届けるも、父親は地元ヤクザ権三親分の元に囚われているという。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月27日
『座頭市血煙り街道』:実は絵師の父親は、地元の特産品である陶器につけるご禁制の絵の下絵を描かされており、地元ヤクザと役人がそれを裕福な大名や海外に輸出して大金を稼ぐために拉致拘束されていたのだ。父親の救出を試みる市、阻止せんとするヤクザ、そして謎の浪人が暗躍する…。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月27日
『座頭市血煙り街道』:怖えー、地方自治体と結託したヤクザに拘束されて延々エロ絵描かされたり、エロ絵を理由に公儀密殺人にヤクザごと一切合切、殲滅されそうになる江戸時代、怖えー((((;゚Д゚))))))) エロ絵皿でひと儲け企んだら、皆殺しにされたっつー話だからな(爆#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月27日
『座頭市血煙り街道』:で、まぁ、今回の話自体は、我々がTV時代劇で散々見慣れた人助け型のフォーマットなんですが、映画として尺と予算に余裕があるせいか、ネタの繰り出し方が贅沢で、謎が謎を呼んでなかなか全体像を見せない。ネタを割ってしまうと、TV時代劇なのにw #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月27日
『座頭市血煙り街道』:その意味で言うと、語り口を変えることによって、ネタの印象って結構、変わるもんだなー、と。それと、長期シリーズの間で、本当にいろんなことを試しているシリーズで、成功したネタは継承するし、うまくいかなければガラッと変えてくる。攻めの姿勢なんだよね。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月27日
『座頭市血煙り街道』:監督も主役も一緒で、年何本もシリーズ作品を繰り出しながら、こうやって変幻自在に語り口を変えながら攻めてゆくこの時代の邦画は、本当にパワーがあったんだな。まぁ、制作してる大映は、この数年後に潰れちゃうので、ロウソクが消える直前の何とやらかも(爆 #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月27日
『座頭市血煙り街道』:……まぁ、しかし地方自治体の小役人が地廻りのヤクザと組んで同人エロ絵皿でひと儲けって、現代でも在り得なくもない話だなー(-。-;;、と言うか、今観ると何か違った文脈で観れてしまう映画でもありました。ううーん、公儀密殺人が来るよー(爆 #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月27日