『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』@地元のシネコン(16/3/18(fri)鑑賞)
本日の映画『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』@地元のシネコンに劇場入りしました。今度は熟年のシャーロック・ホームズものだそうです。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月18日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』観終わりました。名探偵の最後の推理が、名探偵の最後の失敗を暴き出す。93歳のお爺ちゃんになったホームズが、35年前の最後の事件の真相を追って自分の記憶と対決する映画(ボケちゃってるんで(^^;;)。ここでも鍵となるワトソンの小説。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月18日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:終戦直後の日本への旅行から帰国した93歳のホームズ翁は、隠棲先の田舎の家に帰宅する。そこでホームズは養蜂の世話をしながら、戦災寡婦の家政婦とその幼い息子と穏やかに日々を過ごしている。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月18日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:そんな日々の合間に、ホームズ翁は少しづつある書きものを進めていた。自身の引退を決めた35年前の最後の事件。親友ワトソンによって書かれた小説では、いつものように華麗に解決されたことになっているその事件は、実は悲劇で終わっていた。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月18日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:だが、そのあまりの衝撃にホームズ自身にも何がおこったのか思いだせない。ホームズは、孫同然の家政婦の息子に書き上げた文章を少しづつ見せながら、徐々に自身の過去へと迫ってゆく……というお話。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月18日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:まず基本的にお爺ちゃん映画です。35年前の時点で、既にロマンス・グレーのいいオジサマなんですが、93歳時点では、ヨボヨボで依怙地なお爺ちゃん。ちなみに「鳥打帽とかパイプはワトソンの創作」なので、本人意地でも使いません(^^) #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月19日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:そう、ここでも「ワトソン問題」がポイントになるw 現代でホームズものやる以上、パブリック・イメージのホームズと、自然人としてのホームズのイメージのずれの話にやっぱり触れたくなるよね。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月19日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:その「ワトソンのホームズ像」を否定しながら、最後の最後でそれに支えられてホームズ翁は立ち上がる。もう、このツンデレさん(^^) 作中では既に死んでいて、顔出しもされないワトソンとホームズの、生涯をかけて結ばれた関係性が描かれる。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月19日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:それとお爺ちゃんなホームズ翁は、引退して久しいので「あの有名な名探偵ホームズ」とは扱ってもらえない。家政婦にしてみれば、ちょっとボケの入った手のかかる要介護者で、息子が懐いてるのも、変な影響与えないか心配してる。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月19日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:懐いてる家政婦の息子にしてみれば、身近な大英雄で、戦死した顔も見たこともない父親の代わりでもあるのかな。自分も変わり者の祖父に懐いて、母親に睨まれてた口なので、亡くなった祖父のことをちょっと思い出してました。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月19日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:もうひとつ、本作では日本旅行に行ったホームズも描かれます。日本人のファン(真田広之)に誘われて、占領下の東京から広島に旅をする。何か、ボケ予防に効くので山椒を採りに来たみたいですが、そんな効能あったかなぁ(^^;; #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月19日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:何で、そんなことまでするかというと、執筆を進める35年前の事件の記憶がどうしても思い出せないから。執筆が煮詰まった挙句、ドラッグに頼ろうとして、使う前に立ち眩みしてぶっ倒れるとか、人間、ダメなところは変わんないのな…(-。-; #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月19日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:そして35年前の最後の事件。美しい人妻への淡い慕情と痛恨の失敗。実にホームズらしい失敗をしでかして、人生の最後にそれを片付けねば「前へ」進めないという執着が、晩年の名探偵を過去へと向き合わせる。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月19日
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』:心残りをひとつひとつ片付けるて、人生を終わらせるやり方を描く、いいお爺ちゃん映画でした。こういう晩年の迎え方というのも素敵ですね。これもライト層でも楽しめる映画だと思います。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年3月19日