『海街diary』@TOHOシネマズ新宿(15/6/21(sun)鑑賞)
海街diary 1 蝉時雨のやむ頃 (flowers コミックス)
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/03/05
- メディア: Kindle版
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本日の映画1本目『海街diary』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。原作は何故か第1話だけ雑誌で見てるけど、単行本は未読。是枝監督の映画もこれが初めてなので、いろいろ楽しみ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月21日
『海街diary』観終わりました。日本映画伝統の四姉妹ものにして、当代きっての美人女優を揃えた鎌倉スケッチ。明確なストーリーの起伏があるわけではないので、「物語」ではなくてやはり「日記」。しかし、あの美人の姉たちに、存在感で全然負けてない広瀬すず……恐ろしい娘(^^;;
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月21日
『海街diary』:ちょっとだけレビューを追加しておくと、この映画、葬式から始まって葬式に終わる話なんだよね(別にファーストカットが葬式というわけではないけど、お話の構造として)。別に全体に辛気臭い話というわけではないんだけど(^^;;、妙に葬式や法事が多い。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月21日
『海街diary』:それに対して、古い日本映画やインド映画で、こういう姉妹ものをやったら、絶対に入ってるはずの、結婚・妊娠・出産ネタがない。恋愛ネタとしてそれぞれに男問題抱えてたりするんだけど、あんまり自宅に持ち込まないんだよね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月21日
『海街diary』:一応、次女が門前まで、三女が縁側まで彼氏を連れてくるシーンが一度づつあるんだけど、内に入れて一緒にメシを喰うとか、部屋に引っ張り込むとかはしない。敷居高いな、おい(^^;; と言うより、「家」をそういう場として描かないというコンセプトなんでしょう。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月21日
『海街diary』:生活の場として「家」を描くとき、生殖的な要素を外すというのは正しくない気もするのだけど、今の日本映画だと違和感があまりないのも事実で、やー、どうなんでしょうね。葬式描写が多いのも含めて、今の日本社会の空気をうまくすくっている気はするのだけど。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月21日
『海街diary』:昔の日本映画にも葬式はよく出てたから、決めつけるのも乱暴なんだけど、同じテーマの映画が時代の変遷を経て、何が残って、何がなくなっているのかを考えると、日本社会の移り変わりにも想いが至るのです。なので、決して広瀬すずに見惚れてただけではないことを、ですね<黙れ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月21日