『悪魔は誰だ』@ヒューマントラストシネマ渋谷(14/9/21(sun)鑑賞)
本日の1本目、映画『悪魔は誰だ』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年9月21日
韓国映画『悪魔は誰だ』観終わりました。15年の歳月を跨いで繰り返されるふたつの誘拐事件。細部までまったく同じ手口のふたつの事件は、同一犯によるものか、模倣犯(コピーキャット)によるものなのか? そして「真犯人」の正体は……というお話。 pic.twitter.com/Wyq1q42baB
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年9月21日
『悪魔は誰だ』:ネタを割ってしまえば、せいぜい2時間サスペンス程度のスケールの事件なんだけど、時系列の組み換えが実に巧妙で、緊張感を帯びて矢継ぎ早にくりだされる情報で観客を翻弄する、劇場クラスの重量感のある作品に仕上がってます。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年9月21日
『悪魔は誰だ』:いや、もう、開始30分で一気呵成に事件が解決しかけて軽くビビったものの、そこからが本番。最初の事件で誘拐されて殺された少女の母親が、時効を越えて孤独な捜犯人追求を続ける姿と、第二の誘拐事件が並行して描かれるのだけど、もう既にそこにトラップが仕込まれているというw
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年9月21日
『悪魔は誰だ』:シンプルな事件構造を、犯行手口とハイテク捜査のディティールを描き込んで情報量を増やして、時系列を引っ掻き回して複雑性を高めておいて、きっちり全部の謎を解き明かして終わらせるという。匠(たくみ)の仕事ですわぁ。こういうプロットで唸らされるミステリー映画って、いいね!
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年9月21日
『悪魔は誰だ』:しかし韓国映画って、こういう「罪と罰と法の限界の相克」のテーマが好きね。その葛藤を無視し得ない社会ということでもあるのか。最後まで「真犯人」と和解しない辺りとかも、お国柄もあるのかしら。日本映画だと、たとえ部分的にでも「赦し」を描こうとしたがるものだけどね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年9月21日