『風暴 ファイヤー・ストーム』@シネマート六本木(14/11/10(mon)鑑賞)
風暴 ファイヤー・ストーム スペシャル・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2015/04/08
- メディア: Blu-ray
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本日の映画『ファイヤー・ストーム』@シネマート六本木に劇場入りしました。 pic.twitter.com/DJWvUyfh9E
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
『ファイヤー・ストーム』観終わりました。我らがアンディ・ラウ兄貴主演、警察vs凶悪武装強盗団の血と硝煙にまみれた爆烈バトル映画。どのくらい凶悪かというと、ラストの銃撃戦はマイケル・マン監督の『HEART』を2倍増し(当社比)、落ちに至っては軽い都市災害級だ、この野郎!
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
『ファイヤー・ストーム』:綿密な計画性、市中の監視カメラをハックする技術力、そして軍隊ばりの重武装で警官や市民を容赦なく殺戮する凶悪な武装強盗団。それを追う捜査チームの班長(アンディ・ラウ)は、部下や情報提供者の犠牲を前にして、警官として越えてはならぬ一線を踏み越えてしまう……。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
『ファイヤー・ストーム』:そこに班長の幼馴染で強盗団の一員だった男が絡んでくる。男は内縁の妻の妊娠を機に、真人間になる決意をし、妻に「潜入捜査官だった」と証言することを条件に、警察への協力を申し出る。だが、復讐に目が眩んだ班長は、犯人の皆殺しを決意していた……というお話。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
『ファイヤー・ストーム』:本作の見所は、まず銃撃戦。至近距離、大火力、自動火器の大量投入は当たり前。敵味方ともプロなので、寸秒刻みの攻防戦で命の刻み合い。車とは、頭から横っ面から突っ込んで転がすものであり、爆弾で吹っ飛ばすものであるというスタイル。……もう、判ってるな、こいつら♪
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
『ファイヤー・ストーム』:当然の常識として、アジト周辺に監視カメラを設置する強盗団。それを予期して電波を探知し、WiFi回線をハックをする警察。更にそれを察知して逆襲する強盗団…と、『攻殻機動隊』的な攻防も「別に今時これくらい当たり前なんで」とさらりとこなす。そうでしょうとも。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
『ファイヤー・ストーム』:そしてクライマックスは香港最大の大通りを封鎖しての大立ち回り! 皆様お待ちかね、わらわら集まってくる黒装束の警察特殊部隊を相手に、追い詰められた強盗団がじゃんじゃんバリバリ、自動小銃にショットガン、機関銃のグレネード・ランチャーの大安売りだ!
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
『ファイヤー・ストーム』:今回、銃撃戦のシーンで注目すべきは、曳光弾を多用して(まぁ、CGだろうけど)射線を判りやすく表現している点。特に終盤の乱戦状況の中では、どんだけ滅茶苦茶な撃ち合いになっているのかが、一目で判った。この表現は、今後も残りそう。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
『ファイヤー・ストーム』:もうね、同じ東洋人なのに、何でこれが日本映画でやれないのか。クールジャパンだなんだと偉そうなこと言いたいなら、真昼の渋谷センター街で大銃撃戦の許可でも出してみろってんだ。もう、悔しいやら、面白いやら<おい。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
『ファイヤー・ストーム』:そしてもうひとつの見所は、アンディ・ラウ兄貴の善と悪の境界線上で揺らぐ危うい演技。これがまた、悪の描き方が容赦なくて、きっちり「怒り」を積み上げてくもんだから、観客まで兄貴と一緒に憤怒の形相になりそうになるほど。畜生、思い出したら、また腹が立ってきた。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
『ファイヤー・ストーム』:それでも、時折、ふと「あれ、何やってんだ? 警官だろ、俺」と素に帰る描写を挟んでることで、この緩急が憎い! 軽いサイコ・サスペンス風味で、ハイテク捜査もので、手加減無用なガンアクション。加えてラウ兄貴の男前っぷりが加わるんだから、もう堪りません!
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
『ファイヤー・ストーム』:そんなわけで、ガンアクションが好きな方、ガンアクション表現を自分でやってみたいクリエイターの方は、当節ガンアクション映画の最先端にして、今後のスタンダードとなる映画なので、必須教養として観るべきです。いや、観なさい。観ないと来週のテストに出しますからね!
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
いやぁ、改めて思うけど、『ファイヤー・ストーム』ほどの世界トップ水準のガンアクション映画が、事実上の単館上映というのは、この国のエンタメ市場の現状は間違ってると思うよね。少なくとも、日本の映画人は一般教養として観ておくべきだ(暴論)。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日
『ファイヤー・ストーム』:べた褒めしすぎたんで、批判めいたことも書いておくと、「ガンアクション映画」としては超サイコーですけど、「映画」としてのバランスはいろいろおかしな点も多いですw 警察組織論的にも変なところ多いし。あくまでB級アクション映画としての「超サイコー」ですね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年11月10日