『暴走パニック 大激突』@池袋新文芸坐(15/12/16(wed)鑑賞)
引き続き、本日の映画2本目『暴走パニック 大激突』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月15日
『暴走パニック 大激突』観終わりました。1976年公開。渡瀬恒彦主演、深作欣二監督。逃亡する銀行強盗の逃避行が引き起こす、狂騒と混乱と大激突。右から左まで、皆さん、ひとり残らずクズとダメ人間という素敵映画(爆 あと、カーチェイスとは車と車の殴り合いである、という哲学万歳w
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月15日
『暴走パニック 大激突』:京阪神を荒らし廻る二人組の銀行強盗。高跳び前の最後の仕事でしくじって、逃げる途中で交通事故でひとり(小林稔侍)が死に、残った相方の山中(渡瀬恒彦)は、奪った金を抱えて逃げようとするが、転がり込んできたホステスのミチを突き放せず、一緒に逃げることに。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月15日
『暴走パニック 大激突』:しかし、そこへ死んだ相方の兄貴と名乗る大男(室田日出男)が銃を振りかざして襲ってきたことで、警察の注目を曳いてしまい、一気に全国指名手配にされてしまう。一方、出世から外れたクズ警官(川谷拓三)も、山中を目の前で取り逃がしてしまったことから、叱責を受ける。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月15日
『暴走パニック 大激突』:ブラジルに逃れようとする山中だったが、ミチの感情的な行動と、山中を追う大男の妨害によって失敗し、有り金もすべて失ってしまう。肚を括った山中は、再び銀行を襲撃して大金を掴もうとするが……と言うお話。で、この最後の銀行強盗後の大追撃戦が、この映画の肝(^^)
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月15日
『暴走パニック 大激突』:基本的に、全登場人物が犯罪者かクズで、ヒロインも盗癖のある頭弱い系で、主人公が自分に黙って海外に高跳びしようとしていると知るや、パスポートとチケット掴んで逃げ出し、指名手配中なのに主人公の元職場のバーで酔い潰れる。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月15日
『暴走パニック 大激突』:その他、いろいろ、あり得ない事態を引き起こして主人公の足を引っ張り続けるのだけど(^^;;、切るに切れず、突き放しきれずに最後まで連れてく羽目に。そんなに美人でもないんだけど、まぁ、それも男として判らんでもないという絶妙なキャラ立てがGood!w
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月15日
『暴走パニック 大激突』:後の連中も、非常に器の小さい連中ばかりなので、自分の欲望に忠実で、すぐに逆上する奴らばかりで、それがモブの一般市民まで感染して、終盤のカーチェイスでは「自分の車が傷つけられた」という理由で逆上して、どんどん参加してくるw
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月15日
『暴走パニック 大激突』:まるで、「ハンドルを握ると人間は逆上する」とでも、言わんばかりに。んで、みんな、口汚く罵声を上げながら(関西弁で)、車をボコボコになるまでぶつけ合うというねw もう滅茶苦茶w
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月15日
『暴走パニック 大激突』:この辺のストーリーとかプロットの整合性とかふっ飛ばして、狂騒的な祝祭空間に突入してゆく、と言うのは、この時代の東映が得意としていた手法で、今だと誰だろう。園子温の『地獄でなぜ悪い』のラスト辺りかな。よほど熱量がないと、観客が先に冷めちゃうんだよね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月15日
『暴走パニック 大激突』:ラストの大暴走もそうなんだけど、全体にアクション描写が荒々しくスピーディーで、その積み重ねがラストに収束してゆく効果もあるんだろうね。フレームがぶれて見づらいカットもあるんだけど、これきれいに直しちゃうと、スピード感なくしちゃうんだろうな。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月15日
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