『トラッシュ! この街が輝く日まで』@新宿シネマカリ(15/1/14(wed)鑑賞)
貧しい少年がサイフを拾ったことで……!映画『トラッシュ!−この街が輝く日まで−』予告編
『トラッシュ! この街が輝く日まで』@新宿シネマカリテ、観終わりました。ブラジル、リオ郊外のゴミ集積場でゴミ拾いで暮らす少年たちによる少年探偵団もの。ただし、土地柄が土地柄なので、子供だろうが何だろうが、悪党は容赦なし。拷問はするわ、非武装でもぶっ放してくるわ、マジマジのガチ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2015
『トラッシュ! この街が輝く日まで』:対する少年たちもこれまたタフでね。主人公の男の子なんか、汚職警官の悪党に血塗れのボコボコにされてこれから殺されようかという状況で、自分を拷問した相手の耳元で、「あんたにも神様の祝福を」と囁くとか、あたしゃ、こんなタフな14歳見たことないよ!
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2015
『トラッシュ! この街が輝く日まで』:そこからボロ雑巾のようにされて生き延びても、折れない、懲りない、諦めない。死者の残した謎を追って、知恵と勇気振り絞って、真実へとひた走る。何故と問われ、苦笑して一言、「正しいことをしたいだけさ」。何なの、このハードボイルド?
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2015
『トラッシュ! この街が輝く日まで』:警察は汚職と暴力にまみれ、貧困に頭から踏みにじられる、神様から見捨てられたこの街で、それでもぎりぎり信仰と誇りを胸に駆け抜けてゆく少年たちは、凄くカッコいい。ちゃんと自分たちの頭で謎を解き、死者の想いに気持ちを重ね、不屈の闘志で真実へ迫る。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2015
『トラッシュ! この街が輝く日まで』:この映画を観て、探偵の推理とは、それ自体、屍者の鎮魂そのものなんだと再認識させられましたよ。それを14歳の男の子が立派にやってるんだもんなぁ。それが背伸びではなく描けるのは、この舞台背景ゆえなんだろうけど。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2015
『トラッシュ! この街が輝く日まで』:この映画は、子供たちが主役の映画だけど、子供騙しじゃない。大人が見てもタフでハードな歯応えのある映画だけど、だからこそ子供たちにこそ観て欲しい。そしてカッコいい子供になって、そのまま大人になって欲しいね。そういう素敵な映画でした。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) January 14, 2015