『武闘拳 猛虎激殺!』@ラピュタ阿佐ヶ谷(15/11/14(sat)鑑賞)
本日の映画2本目『武闘拳 猛虎激殺!』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1976年公開。倉田保昭主演のカンフー・アクション。まぁ、しかし、73年に香港でブルース・リーが当たったら、超速攻でカンフーものを量産し始めるこの頃の東映のバイタリティには、つくづく頭が下がるな(^^;;
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』観終わりました。先週の『女必殺拳 危機一発』ほどではないが、やっぱりそこはかとなく頭オカシイ、倉田保昭主演の空手アクション映画。ブルース・リーの影響受けて作り始めた映画が、こうなってしまうのが東映クオリティ。この当時の東映は全体に頭オカシイんですが(^^;;
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:メキシコ帰りの格闘家・竜崎哲次は覆面格闘家として熱海のリングに立ち、格闘試合の興行主で裏社会の大物・吉羅本伝造の眼前で、彼の傘下の選手・唐木を叩きのめす。その試合で吉羅本に目をつけられた竜崎だったが、傘下の選手とならないかとの吉羅本の誘いを蹴る。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:竜崎は、少年時代に沈没船から引き上げた金塊を巡って、吉羅本兄弟に父と兄を殺され、海上に捨てられた過去から、彼らへの復讐のために、日本に戻ってきたのだ。だが吉羅本兄弟は、武闘家を集めた難攻不落の奇巌城を拠点とし、熱海の裏社会を牛耳っているのだ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:単身で奇巌城攻略に挑む竜崎だったが失敗。危うい所を吉羅本の情婦であるフラメンコ・ダンサーの女に救われる。理由は不明だが、彼女もまた吉羅本に恨みを持つ身。「いずれチャンスは来るので、今はその時を待て」と彼女は告げる。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:竜崎は自身との試合で身体を壊して以来、荒れていた唐木を更正させつつ、ジムのおやっさんの企画する格闘試合に向けて鍛錬を重ねる。だが、試合の企画はたちどころに吉羅本兄弟の知るところとなり、ジムは襲撃されおやっさんは殺害。怒りに燃えた竜崎は吉羅本弟を殺す。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:弟を殺された吉羅本兄は、竜崎を誘い出すために唐木兄妹を奇巌城に誘拐。竜崎は罠と承知で、再び奇巌城に挑むのだった……というお話。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:……で、まぁ、主人公はこの後、もう一回撃退されて、人質やらなにやらが殺されて、再々度奇巌城攻略に挑むと。プロット段階でもうちょっと整理可能だったのでは、という想いが頭をよぎるのだけど、そこはいいでしょう。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:基本的にオカシイのが、前の『女必殺拳 危機一発』同様、一切警察が機能しておらず、悪党側の殺人だけでなく主人公の殺人もガン無視(爆。作中で「警察」に二文字を聞いた記憶がないので、本当にこの世界には警察が存在しないのかもしれない。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:そして悪党どもの籠る「奇厳城」。天守閣もある立派な日本の城(爆 その庭では、相撲とかベンガル拳法とかモンゴル騎馬民族拳法などの遣い手が、所狭しと特訓してるぞ!(もっとも誰も基礎訓練的なことはせず、必殺技の特訓ばかりしてたがw)
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:この奇厳城内も謎が多い。捕まえてきた人間を拷問する施設がある。なるほど。監禁しておく部屋もある。そうだな。縛って監禁した人質の周りを、火のついたロウソクで囲むぞ。……何で? 何の風習なの、これは? 水の入ったペットボトルで、猫の周りを囲むみたいなの?
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:ちなみに、たまに、ろうそくの火で自分を縛るロープを焼き切って逃げ出す人質もいる。……うん、当たり前だな。だが、牢から逃げた人質も城内からは逃げ出すことはできない。何故なら、この城には人喰いトラが飼われているのだ!(ばばーん)
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:この人喰いトラの大きさが…その、微妙でw、人を襲ってるシーンも、「遊ぼー」とじゃれついてきているようで、いっそ、ちょっと可愛いく見えてきて(爆 勿論、主人公とこのトラの対決が、本作の山場なんだけど、動物苛めちゃダメーという気持ちになるという。<ダメじゃん。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:あと、主人公との対決前に、この人喰いトラちゃんは人質をふたりほどぺろっと平らげてたそうで(ラスボスがそう言ってた)、あんまりやる気なさそうだったのはお腹いっぱいだったのかな。そんな食後で身体の動きの鈍いトラちゃんを、主人公は容赦なくぶちのめすのだった……。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:まぁ、そんなわけで、この頃の東映がやはり頭オカシイのは充分ご理解いただけたとしてw、むしろ頭がオカシクなった時に、どうしてこうなっちゃうのかの方に考察を深めてゆくべきなのかもしれない……。ううむ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日
『武闘拳 猛虎激殺!』:ちなみに主役の倉田保昭の筋肉とアクションの切れはやはりさすがで、その身体性があったればこそ、プロットや設定の少々(?)の粗なんかどうでもよくなるという意味で、ちゃんと「映画」として成立していたことも申し添えておきます。こういう映画も今撮れなさそうだしね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月14日