『マッドストーン』@シネマート新宿(15/9/28(mon)鑑賞)
映画パンフレット マッドストーン(1974作品) 発行所:(株)大阪映画実業社(A4) 監督・脚本:サンディ・ハーバット 出演:ケン・ショーター
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本日の映画『マッドストーン』@シネマート新宿に劇場入りしました。『マッドマックス』以前の1974年に制作され、81年に日本公開となったオーストラリアの暴走族アクション……だそうです。暴走族ものっつーか、ヒャッハーものは、オーストラリア映画の伝統だったのかしら。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月28日
『マッドストーン』観終わりました。……何と言うか、本当に久方ぶりに「何じゃこりゃあ!」と言いたくなる落ちの映画(爆 いや、実際に観客席のあちこちからその声が上がってたわけですがw しかし、あの落ちに至る理屈は判る、判るが、しかし……ううむ。恐るべし、オーストラリア映画の世界。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月28日
『マッドストーン』:環境保護団体の集会で、指導者が暗殺。以来、その場に居合わせた暴走族「墓掘軍団」の構成員が次々に惨殺される。その犯人を追うため、警察は独自のコミュニティを形成する彼らの下に、警官のストーンを送り込む。バイク好きで気骨のある彼を、軍団は仲間として受け入れる。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月28日
『マッドストーン』:……で、まぁ、そこから先は、犯人探しはそっちのけで、暴走族コミュニティの暮らしとか、哲学とか、が語られてくわけです。つーか、犯人側が動き出すまで、捜査は1ミリも進まないからね! 主人公がどんどん暴走族に感情移入して、好きになってくだけだからね!(爆
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月28日
『マッドストーン』:その挙句、「あの落ち」かい、っつーな(-。-; いや、できれば、これから観る人にもあの衝撃を味わっていただきたいので、ネタバレは避けますが。まぁ、何にせよ、犯人探しより暴走族コミュニティの紹介の映画ですね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月28日
『マッドストーン』:それを踏まえた上で、映画全体の印象を述べると、ぶっちゃけ、そんなに構成は上手くないです。主人公が出てくるのは結構、遅いですし、それまで群体(コミュニティ)としての暴走族は描いても、あんまり個別のキャラ立ては薄いので、感情移入しづらい。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月28日
『マッドストーン』:それが主人公が暴走族のアジトで寝泊まりしてヒッピーみたいな生活始めると、実にいきいきとしてくるw 「事件」の決着も事実上、犯人側の自爆だし、ちゃんとした動機の説明もやってないんじゃないか。つか、冒頭の事件と終盤で、動機変わってるような(爆
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月28日
『マッドストーン』:まぁ、何と申しましょうか、70年代のオーストラリアに、こういう不良カルチャーと言うか、コミュニティがあったということを知る映画ですかね。比較的好意的に描いてるとは思いますが、落ちが「アレ」なので、究極的には市民社会とは相容れないと突き放してるとも言える。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月28日
『マッドストーン』:当時のオーストラリア映画の状況は詳しくないんで断定は危険ですが、こういう不良カルチャーが身近にあって、詳しくコミュニティに入り込んだ映画までも撮られてゆく先に、『マッドマックス』があったということなのでしょう。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月28日
『マッドストーン』:我々日本人の目線だと『マッドマックス』がいきなり登場したかのような印象があるわけですが、地元オーストラリアでは、そこに至る文化的文脈が当然あるわけで、それに触れる貴重な映画ではあります。『マッドマックス』好きな方には、周辺の理解を深めるために是非。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月28日