『セッション』@TOHOシネマズ新宿(15/4/25(sat)鑑賞)
それはさておき、本日の映画2本目『セッション』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。よし、これでオレもネットを騒がす議論に参戦(しませんw)。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月25日
『セッション』観終わりました。あー、映画としては確かに面白かったけど、現役のジャズミュージシャンである菊地成孔が怒るのも判る。つか、ラストのアレは(音の)殴り合いであって、『セッション』じゃねぇしw(原題は違うので、いいんだけど)
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月25日
『セッション』:NYの名門音楽学校に通うドラマーのニーマンは、厳格な教授フレッチャー率いるジャズバンドに迎えられる。だが、完璧主義のフレッチャーはニーマンは容赦なくシゴき、競争で煽り、圧迫的な指導で追い詰める。やがて追い詰められたニーマンは、バンドと学院から脱落するのだが…。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月25日
『セッション』:監督自身が音楽学校からの転身組ということもあって、まぁ、その辺の恨み辛みもあるのかな(^^;; 作中の至るところで愛憎入り混じった二面性が仕掛けられていて、議論を煽りやすい構造ではあります。そもそも学校で、唯一無二の芸術家を育てられるのか、という永遠の命題が。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月25日
『セッション』:音楽でも映画でも、漫画でも小説でも、メソッド化されてる技法は、教育によって育成可能ではあると思う。特に音楽のように身体性を伴う芸術は、そこで基礎を養わないとスタートラインにも立てない。が、そこから先、作家性(オリジナリティ)の領域は、教育可能なのか……。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月25日
『セッション』:本作では鬼バンマスのフレッチャーが「過酷な負荷こそ、不世出の才能を生む」という信念のもと、バンドメンバーを罵倒し、シゴき倒す。……まぁ、それで片っぱしから若手の才能を潰してるわけなんですが(爆 しかしそれ、対負荷性の選別(スクリーニング)してるだけだよな。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月25日
『セッション』:そもそも「学校」とは、既存の才能を分析し、解析し、論理化され、教育技法として再構築されたものを、若者に叩き込む場であって、「メソッド」から逸脱する未知の才能を発見する場ではない。「才能の発見」は本人が勝手に輝き出すか、教師個人の属人的な「才能」に依存するしかない。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月25日
『セッション』:にも関わらず、それが「教育」の場で可能なのではないかという妄執に取り憑かれた老人と、その犠牲となった若者の話……では、あるのだが。まぁ、「未来のスティーブ・ジョブズを育てよう」とか、それ自体形容矛盾な政策とか、胸張って言いたがる奴は珍しくないしなぁ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月25日
『セッション』:こういうのに捲き込まれたら、さっさと逃げるにしくはないのだけど、何もせず逃げ出すのも、プライドにダメージを負う。せめて一発ぶん殴ってからじゃないと、こっちの浮かぶ瀬もない。そのどつき合いがラストの「セッション」なわけで、まぁ、そこに「愛」はないわね(^^;;
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月25日
『セッション』:でも映画としては、あの「一発」でカタルシスが得られるので、全然いいんだよね。演奏シーンのカット割りとか、痺れるくらいにかっこいいし。音も素晴らしい。この「音」を聴きに、リピーターが出ても不思議じゃないです。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月25日
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