『脅迫(おどし)』@ラピュタ阿佐ヶ谷(16/5/4(wed)鑑賞)
本日の映画2本目『脅迫(おどし)』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1966年公開。三國連太郎主演、深作欣二監督。何か、小市民が犯罪に走るクライム・サスペンスだそうで。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月4日
『脅迫(おどし)』観終わりました。平和な家庭に押し入ってきた脱獄囚二人組。妻子を人質に、途中で誘拐してきた幼児の身代金受け渡しに協力しろと迫られ、小心者の夫は従うのだが……というお話。良質のワンテーマ・サスペンス。今だと、こういうのは韓国映画の方が得意ですが。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月4日
『脅迫(おどし)』:キーワードとして、遠隔操作(リモート・コントロール)があって、犯人→主人公から主人公→誘拐被害者の父親、最後は主人公→犯人という、主導権の変転が、この映画のサスペンスの肝。携帯とかないので、リアルタイムで操作できない不自由さも、上手く使ってます。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月4日
『脅迫(おどし)』:これ逆に、現代でやるなら、携帯とかSNSを使ってリアルタイム制御を試みたり、複数の操作の意思が錯綜したり、ハイテクを使って逆襲したり、色々アップデートしようがありそうな気がするなぁ。今はドローンとかもあるわけだし。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月4日
『脅迫(おどし)』:ドラマ的には、脱獄囚というモンスターの家庭への乱入に脅えていた主人公が、だんだん肚が据わってきて、逆にモンスター化(内面描写がなくなる)して犯人を追い詰めてく辺りとか、お約束とは言え、面白ったです。結局、主導権の争奪戦はサスペンスの肝ですね。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月4日
『脅迫(おどし)』:邦画は伊達に100年の歴史を積み重ねてきたわけではないので、現代でも通用するエッセンスを持った作品が、こうやっていくらでもある。それを利用できないのは、我々現役世代の怠慢ですよ。つくづく、それを思い知らされる映画でした。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月4日