『ジミー、野を駆ける伝説』@ヒューマントラストシネマ有楽町(15/1/20(tue)鑑賞)
『ジミー、野を駆ける伝説』予告篇 2015年1月17日(土)より全国公開!
本日の映画『ジミー、野を駆ける伝説』@ヒューマントラストシネマ有楽町に劇場入りしました。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月20日
『ジミー、野を駆ける伝説』観終わりました。戦間期のアイルランドで、村の若者のために集会場(ホール)を開いたら、全国指名手配された挙句、国外追放になった元活動家のお話。……いや、そんなバカな話がと思うかもしれないが、実話。まぁ、いろいろ複雑な背景事情はあるのです。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月20日
『ジミー、野を駆ける伝説』:内戦終了から10年、亡命先のNYからアイルランドの実家に戻ってきた元活動家のジミーは、地元の若者たちに請われ、村の集会所(ホール)を利用可能にして、そこで音楽や勉強会などを開く。村人からは歓迎されたホールだったが、地元の司祭に目の敵にされ…というお話。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月20日
『ジミー、野を駆ける伝説』:この辺の司祭の動きが、現代から見ると過剰反応が過ぎる気もするのだけど、これは単純に後進性を示してるわけじゃなくて、内戦からまだ10年しか経ってなくて、かつ大恐慌以降、労働者や貧民が宗教を越えて連携して資産階級と対立している時代背景があるのね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月20日
『ジミー、野を駆ける伝説』:だから米国から帰ってきた元活動家が、夜な夜な村の若い衆を集めて集会やってたら、そら既得階層は警戒しますわね。この時代のアイルランドは、表面上平和でも、反英親英だけでなく様々な組織が農村内部にも入り込んでて、ちょっとした揉め事にもすぐ首を突っ込んでくる。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月20日
『ジミー、野を駆ける伝説』:なのでまぁ、娯楽もろくにな農村に集会所(ホール)開いたぐらいで、法務大臣命令で裁判抜きの国外追放なんて滅茶苦茶な話になるんですな。……とはいえ、後世の視点から滑稽にすら見えるこの話を通して、されど自由を市民自身の手で守ることの大切さを描く映画です。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月20日
『ジミー、野を駆ける伝説』:背景事情についてはそんなところなんだけど、基本的に田舎への里帰り映画で、帰郷したジミーがかつてつるんでた悪ガキ仲間(みんないいオジさんオバさんになってるけどw)に暖かく迎えられるところとか、ちょっとウルっときちゃいました。みんな、いい歳の取り方だよね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月20日
『ジミー、野を駆ける伝説』:集会所を開くのだって、村の青年団が集まって「みんなが楽しめる場所があるといいよね」という程度の話だったのに、それが何で国家権力の介入招くねん、というorz まぁ、世の理不尽とは、すべからくそんなものだけど。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月20日
『ジミー、野を駆ける伝説』:こういう理不尽はいつの世にもあって、あの時代のアイルランドだけの話でもないんだよね。僕らの目の前で、「自由」が踏みにじられ、理不尽がまかり通る時、声を上げる勇気がはたして自分にあるか考えちゃうよね。勿論、何にでも噛み付けばいいってもんでもないにせよ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月20日