『思い出のマーニー』@新宿ピカデリー(14/7/26(sat)鑑賞)
引き続き本日3本目『思い出のマーニー』@新宿ピカデリーに入ります。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月26日
ヒット作だし、あちこちでレビューもされてるので、今更自分が書かんでもとも思ったんですが、一応週末に観てきた『思い出のマーニー』のレビューを少し。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月27日
『思い出のマーニー』:完成度の高い児童文学アニメです。細部にまで物語設計の神経がゆき届いていて、小さくとも美しい細工物を見るよう。驚くほど破綻がない。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月27日
『思い出のマーニー』:逆に言うと、全部計算づくで、計算外のノイズがない。観る人間が観ると、裏でどんな計算式が走ってるのか見えちゃう。映像とか物語の教科書通りに作られてる、と言うか。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月27日
『思い出のマーニー』:別にだからつまらない、とか、価値がない、と言う気はないし、裏の計算式が見えても、そこそこ感動はできるので、いいちゃいいんですけど。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月27日
『思い出のマーニー』:ただ庵野秀明流に言うなら、「パンツを脱いでいない」。クリエイターとしての狂気性を画面から感じないんだよね。まぁ、これだけの大舞台を与えられてなお、ここまで抑制を利かせてることこそ、この監督なりの「狂気」なのかもしれないけど。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月27日
『思い出のマーニー』:この作品は映画や作劇の教科書に載せるには向いてると思うけど、時代を作ったり、時代の流れを変えたりはしないと思う。まぁ、作ってる方も、別にそんなものは狙ってないだろうけど。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月27日
『思い出のマーニー』:余計なお世話だけど、この監督さんがパンツを脱いで本気を出す時が来るんだろうか、と心配になる。でも、ジブリでジジイどもとぶつかって飛び出しもせず、潰されもせずに最後まで生き残った奴だからなぁ。今回の作画監督の安藤さんでさえ、出戻りなのに。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月27日
『思い出のマーニー』:このまま最後まで、ジブリのいち監督として、猫かぶったまま、終わるのかもしれない。大衆芸能として、計算づくでこのクオリティ出せるなら、それはそれで、稀有な才能ですよ。でも、それはクリエイターとして、本当に幸せなのかなぁ……。ううむ。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月27日