『極秘捜査』@シネマート新宿(16/6/27(mon)鑑賞)
本日の映画『極秘捜査』@シネマート新宿に劇場入りしました。「反逆の韓国ノワール2016」特集の作品。70年代に起きた実在の幼児誘拐事件で、占い師が絡んでくるお話なんだそうですが、さて。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年6月27日
『極秘捜査』観終わりました。警察内部の組織間の攻防含みの生々しい誘拐捜査に、占い師の魔術的論理(ロジック)が交差する、独特の手触りの刑事ドラマ。あくまでリアルな捜査描写の中で着地してるので、派手な超能力描写とかはありません。70年代韓国だから成立する話ではあります。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年6月27日
『極秘捜査』:釜山で裕福な水産会社社長令嬢の小学生が誘拐された。地元の所轄署は乱暴な捜査で被害者の父親の逆鱗に触れ、隣の署のコン刑事に捜査指揮を執るよう依頼する。一旦は断るコンだったが、誘拐された少女が息子の同級生だったことから、やむなく引き受けることに。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年6月28日
『極秘捜査』:犯人に知られないよう署外に捜査本部を設け、明らかにやる気のない所轄署の刑事たちを率い、捜査を開始するコン。だが、犯人からの接触がない。焦る捜査本部に、被害者の母親がキム導師と名乗る占い師の「15日目に犯人から連絡がある」との占いをもたらす。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年6月28日
『極秘捜査』:鼻で笑って取り合わないコンだったが、占いは的中。一時は犯人との繋がりを疑われるも、アリバイが成立し、母親の懇願もあってキム導師は捜査に参加することに。一方、身代金受け渡しを何度か見送った犯人は、舞台をソウルへと移す。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年6月28日
『極秘捜査』:所轄の刑事たちを引き連れてソウルの本庁捜査本部に合流するコン。だが、捜査の主導権を握る本庁捜査本部長に、サボタージュの姿勢を隠さない所轄組に挟まれ、孤立したコンは、キム導師とともに捜査本部にも秘匿する最後の「極秘捜査」に乗り出した…というお話。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年6月28日
『極秘捜査』:ネタバレ上等で、先に言っとくと、この映画はそんなに凄惨な話にはなりません。まぁ、そうは言っても韓国映画なので、最後の一瞬まで何が起こるのか油断できませんでしたがw、この辺はブランドへの信頼感の問題かもしれない(爆 #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年6月28日
『極秘捜査』:コン刑事もキム導師も、貧乏でぶちゃいくなオッサンなのでw、華がないことこの上ない。しかし、それだけに高村薫的なゲスな刑事同士の足の引っ張り合いを堪能できます(汗 つか、信じらんないことしでかすなコイツら!(爆 まぁ、どこまで実話か知りませんが……。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年6月28日
『極秘捜査』:警察に協力する霊能力者の話は洋の東西を問わずありますが、ここではあくまで現実の枠内で描写されてて、こういう間合いの話も珍しい。んで、このキムさんは、占い師の世界でも成功している方ではなく、脱サラしてようやく独立したばかりの私立探偵みたいな位置付けでw #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年6月28日
『極秘捜査』:霊能の世界をファンタジーではなく、生活感を伴って刑事ドラマに組込む物語類型として、こういうのもあるのか、と興味深かったです。まぁ、霊能者が市民生活と自然に共存してないと成立しないので、日本でやるとすると時代を選びますが。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年6月28日
『極秘捜査』:終戦直後とか戦前? 明治時代まで遡ると近代捜査感の方が弱くなっちゃうし。京極夏彦なんかだと伝奇色が強すぎだもんね。これが意外と難しい。その意味で、上手い所掘ってきたなぁ、と感心しました。ともあれ、そんな映画でした。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年6月28日