『スパイ・レジェンド』@角川シネマ新宿(15/1/23(fri)鑑賞)
本日の映画『スパイ・レジェンド』@角川シネマ新宿に劇場入りしました。元007、ピアーズ・ブロズナン主演のスパイもの。『ジョーカー・ゲーム』を観る前に、正統派スパイ・アクションを観ておこうかと(^^)
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月23日
『スパイ・レジェンド』観終わりました。引退スパイのお爺ちゃんがセルビアの古都ベオグラードを舞台に大活躍映画。つか、主人公を含めてジジイ世代が妖怪過ぎるので、振り廻される若手は、本当、ひどい迷惑というね(^^;; pic.twitter.com/oSRSrN6J6A
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月23日
『スパイ・レジェンド』:引退して静かに暮らす元CIA工作員の主人公は、今は次期ロシア大統領候補側近となったかつての恋人が、大統領候補の秘密を掴んで亡命をしようとしていることを知り、モスクワを訪れる。だが元恋人は情報漏洩を恐れるCIAによって射殺。今際の際に、彼女はある名前を遺す。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月23日
『スパイ・レジェンド』:その名が、ベオグラードで活動し、今は失踪したCIAの情報提供者の少女であることを探り出した主人公は、彼女の管理官だった女性とともに、失踪した少女の行方を追うが、CIAとロシア側暗殺者も少女の行方を追っていた。三つ巴の攻防のはてに姿を顕わした少女の正体とは…
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月23日
『スパイ・レジェンド』:キーパーソンとなる人物の正体が明らかになるたびに、事件の全体構造ががらがらひっくり返る部分も含めて、スパイもののエンタメとしてテンプレート的な映画。そのテンプレに、チェチェン紛争と戦時女性暴力の問題とか、米ロ新冷戦の影とか、ホットな話題をうまく盛ってます。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月23日
『スパイ・レジェンド』:若干ご都合主義的な展開もあるものの、そこはエンタメですので(^^;; 国際政治の深刻な問題を前に、いちいち考え込んで立ち止まってしまっては、娯楽になりませんので、そこは致し方ない。気になった方は、各自、自分で調べてね、というスタンス。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月23日
『スパイ・レジェンド』:そういった既製品(ウェルメイド)的な良さとは別に、本作の特徴としては、まず主人公が凄腕のスパイなんだけど、組織への帰属意識がゼロw 古巣であるCIAの後輩たちであろうと、邪魔だと見れば、一片の迷いなく殺戮(爆 自分の流儀(スタイル)のみが判断基準。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月23日
『スパイ・レジェンド』:ただ唯一、自分の弟子筋の後輩工作員だけは可愛いらしく、そいつだけは殺さない。いや、何度も殺しかけはするがw、ちょこちょこアドバイス(恋人に拳銃突きつけながら)とか、情報を与えたり(半殺しにしてから)とか、弟子を育成して最後は自分の味方にするというw
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月23日
『スパイ・レジェンド』:……いや、本当に酷いな、このジジイw 組織人としてのスパイというより、組織に帰属しないスキルとプロ意識だけで駆動する異能者としてのスパイ像なんですね。「組織の中のはみ出し者」とも違う、そこはちょっと新しいスパイ像かなぁ、と。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月23日
『スパイ・レジェンド』:もうひとつ、おっと思ったのが、作中である人物によって喝破される「スパイ組織の本質」で、それは「情報収集」ではない、と。手間暇かけて集めた情報も、1日でひっくり返る。重要なのは「(情報を生み出す)人間を支配すること」なのだ、と。なるほど。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月23日
『スパイ・レジェンド』:CIAのような対外諜報機関であろうと、国内治安を司る公安機関であろうと、こうした組織が謀略に走りたがる原理の根幹をすぱっと指摘されたようで、思わず納得してしまいました。少なくとも、謀略への誘惑に弱い組織原理を内包しているとは、言えそうですわね。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月23日
『スパイ・レジェンド』:まぁ、この辺りは原作(ビル・グレンジャー『ノヴェンバー・マン』)の力なのだろうけど。いずれにせよ、優れたウェルメイド映画であり、また国際政治や組織論へちょっと違った視点を与えてくれる映画としても、非常に面白いスパイ映画でした。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月23日
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