『私の少女』@新宿武蔵野館(15/5/13(wed)鑑賞)
本日の映画『私の少女』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。韓国映画の百合ミステリー……でいいのかな? まぁ、でも韓国映画なんで、やっぱりエグい感じなのかしらん(^^) pic.twitter.com/x615Ei2KyH
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月13日
『私の少女』観終わりました。百合ミステリーかと思ったら、百合ノワールだった! ……まぁ、想定の範囲内だったけどね!f^_^; しかし、LGBTへの差別だとか、地方の村落社会の高齢化だとか、不足する労働力を外国人不法労働者の奴隷的酷使で埋め合わせるとか、問題意識は日本と同じなのな。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月13日
『私の少女』:ソウルで不祥事を起こして寂れた漁村の分署長に左遷されたエリート警官のヒロインは、着任早々、ひとりの少女と知り合う。子供達や家族から酷い暴力を振るわれている少女に、無垢さと危うさを感じた彼女は、少女との関係を深めてゆくが、それが閉鎖的な村社会にさざ波を広げてゆく…。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月13日
『私の少女』:基本的にあんまり台詞で説明しないタイプの映画で、ヒロインの不祥事が同性愛絡みだと明示されるのは中盤で(まぁ、薄々そんなこったろうと思わせる描写はある)、それでも具体的に何やらかしたは最後まで明かされない。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月13日
『私の少女』:冒頭の引越しのシーンから、家具もろくにないのにミネラルウォーターのボトルがやたら出てきて、その後もぐびぐび水ばっか飲んでるので「地元の水に馴染めないってことかなぁ」とか呑気に思って観てたら、中盤であれが全部アルコールと明かされてひっくり返ったり(爆
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月13日
『私の少女』:だって酔った描写全然なかったじゃん! ……つか、酔いがまったく外に出ない分、全部内にこもって、それだけメンタルが底の部分でぶっ壊れてるってことなのね。よくこんな描写思いつくわー。そんな感じで、台詞は抑制的なんだけど、その分、芝居や演出で想像させる情報量は豊かです。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月13日
『私の少女』:で、最初に「百合ノワール」とは言ったものの、ひとりしか死なないし、血糊がどばどばぶち撒けられるわけではないんだけど、じっとりとした田舎の闇夜の向こうで、社会と人が、そして自分自身の魂が膿んでゆくのが解るいやらしさ、というか、そういうノワールです。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月13日