『座頭市地獄旅』@東京国立近代美術館フィルムセンター(16/1/17(sun)鑑賞)
Akira Ifukube - ZATOICHI AND THE CHESS EXPERT / 伊福部 昭: 座頭市地獄旅 (1965)
それはそれとして、本日の映画2本目『座頭市地獄旅』@東京国立近代美術館フィルムセンターに劇場入りしました。1965年公開。シリーズ第12作。昨日の『座頭市血笑旅』が64年で8作目だから……って、年4本も公開してたのか!(^^;; 凄い時代だったんですな。#fr16_n
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年1月17日
『座頭市地獄旅』観終わりました。将棋好きの素浪人(成田三樹夫)と母娘連れと道行きとなった市のお話。一瞬で決着のつくバトルと、その瞬間に向けて緩やかに業(プロット)が積み上がってゆく構造は、それ自体が居合のリズムに沿っていることに、今頃気づく(^^;; #fr16_n
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年1月17日
『座頭市地獄旅』:アクションを積み上げてアドレナリンをガンガン上げてくとか、謎解きを交えて前へ前へと突き進む構造のアクション映画はよくあるんだけど、こういうアクションの有り様というのもあるのか。いや、これを普通の「アクション映画」と称していいのか、という気もするが。#fr16_n
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年1月17日
『座頭市地獄旅』:だいたい、浪人の話と母娘の話は、市の存在以外、まったく接点がないまま、ゆるゆると流れてゆき、一瞬の閃光のように弾けて、終局へと至る。贅沢と言えば、贅沢。自分だとアクションや謎をもっと散りばめないと、不安になってしまう。#fr16_n
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年1月17日
『座頭市地獄旅』:しかも、これをここまでで14作。この先もシリーズは続いていたわけで、よくやる事あったよなっつー(-。-;; 基本、主人公の市は成長も変化もしないわけで、その市にどういう道連れや敵をぶつけるか。でも、忍者や戦国武将と対決させるわけにもいかないしね。#fr16_n
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年1月17日
『座頭市地獄旅』:しかし、この歳になって、改めてシリーズのオリジンに触れてみると、だいぶ印象が違うコンテンツですな。今回の三隅研次特集では、第一作目の『座頭市物語』もあるので、長期シリーズ作品としての『座頭市』という視点で観ていこうかと思います。#fr16_n
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年1月17日