『友情』@ヒューマントラストシネマ渋谷(14/10/16(thu)鑑賞)
Yaariyan Official Theatrical Trailer 2014 HD
監督:ディヴヤー・コースラ・クマール
主演:ヒマンシュ・コーリー、ラクル・プリート・シン
2014年/インド/ヒンディー語/140分
原題:Yaariyan
本日のインド映画『友情』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。スケジュール的には明日1日を残すものの、個人的にはIFFJ2014の最終作品。さて、最後はどんな映画かな……?
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月16日
『友情』観終わりました。オーストラリアの大富豪によって学園の半分が奪われる危機に!学園の命運を賭けた競技会に、学長が選んだ選手は、それぞれに癖のあるボンクラ揃い。だが、戦争の英雄の息子である主人公に、学長は期待しているようなのだが…と言うお話。キラキラの学園アイドルものですねー。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月16日
『友情』:監督さんが女優上がりなのかな?エンディングのメイキングを見る限り、若くて本人自身も結構な美人さん(子持ち)なんですが、それもあってかポップでアートっぽいカットを多用していて、インド映画特有のカラフルな色使いと相まって、カートゥーンっぽい印象。いや、全編実写ですけどね。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月16日
『友情』:『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』とか、インド映画には学園アイドルものの枠があるのかな。「恋にスポーツに、キラキラの青春を謳歌!」てな感じの。昨年ヒットした『きっと、うまくいく』もそうだし。若い世代の人口が多いから、ボリュームゾーンなんですな。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月16日
『友情』:とは言え、日本人目線だとちょっと理解しづらい点もあるはあって、印豪の大学対抗競技会で、インド側サポーターでもある主人公の幼なじみが、豪側選手に暴行受けて死んでるんだが(!)、刑事事件化するでなし、なんとなく試合続行って、そんな!w
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月16日
『友情』:この件は、ちゃらんぽらん気味の主人公が後半に覚醒するきっかけになるわけだけど、学園の命運がかかっているとは言え、たかが大学対抗選手権で殺人事件とか、日本人の感覚だとちょっと暴力のレートが合ってない気がする。……のだが、インドの観客には、有りなのかなぁ。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月16日
『友情』:誤解しないで欲しいんですが、これは別に「変」だと言いたいわけじゃないんです。もしかすると、グローバル・スタンダードの常識的な感性はあっちの方かもしれないし、少なくとも、人口ベースでは確実にあっちの方が数が多いわけだしw
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月16日
『友情』:日本人から観てもどストライクに輝いて見える、キラキラの青春学園アイドルものの枠組みと、ちょいちょい首を傾げてしまう行動原理との、この絶妙なブレンド感の楽しさこそが、自分がインド映画を好きな最大の理由です。私たちとよく似た、でもちょっとだけ違う「他者」としてのインド映画。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月16日
『友情』:「他者」なればこそ、出逢う喜びもある。そして「映画」という共通言語を基盤とする事で、「インド人も、キラキラの青春学園アイドルものが好きなのね」ってことが、「映画」を観ればすぐに伝わってくる。「映画」の素敵さって、そういうことなんだよね、自分には。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月16日
『友情』:そんなわけで、この映画だけでなくIFFJ2014の総括みたいな感想になってしまいましたけどw、日本人として微妙に違和感を覚える部分も含めて、楽しい青春学園アイドル映画でした。いやぁ、やっぱり世界は、広くて、変で、楽しいなぁw
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月16日