『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』@新宿ピカデリー(15/9/1(tue)鑑賞)
『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』予告
S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE 通常版 [Blu-ray]
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映画の日の本日の映画『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。TVドラマ発の対テロ・アクション。……いや、ドラマの方は録画してあるけど、結局、時間なくて観てないんだよね。あまり期待はしてないけど……(^^;;
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』観終わりました。いわゆる、頑張ってる事案。つか、超頑張ってる事案であり、関係者の努力と志には、全面的に敬服するが……でもやっぱりTVドラマ映画なんだよなぁ、という映画でした(^^;;
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:警視庁にあって、犯罪の捜査と制圧を目的とし、 犯人の不殺制圧をモットーとする特殊急襲捜査班NPS。銃を持たず近接格闘戦で現場に飛び込む神御蔵一號を始めとする彼らに、バスジャック犯制圧の出動命令が下る。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:だが犯人を前にして、突入の許可が下りない。同じ頃、太平洋上をMOX核燃料を積んで進む、核燃料運搬船がテロリストに占拠。犯人グループのリーダーから官邸に入った電話で、両事件が連動していると告げられたのだ。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:バスジャック犯は辛うじて制圧して、人質を救出したものの、リーダーの核ジャック部隊への合流を許してしまう警察。更に犯人グループは、総理以下閣僚全員と身代金を要求する。さもなくば、首都圏を核で汚染すると脅す。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:政府はこれを呑むが、同時に海保SST、空自ヘリ部隊、警視庁特殊急襲部隊SAT、そしてNPSの合同部隊による、核燃料運搬船の制圧を計画するのだが……というお話。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:まず巨大な貨物船を舞台に、ヘリやら大人数の特殊部隊やらを逃げずに描き、大ネタ小ネタのアイデアを惜しみなく注ぎ込んで映画のスケールに挑んだ製作陣には、再度、最大級の敬意を払いたい。よく頑張った。偉いぞ!
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:特にクライマックスのMOX燃料を核弾頭に変えるあるデバイスのアイデア、そして特殊部隊の突入に続いて、「起爆装置が押されてから」のぎりぎりのサスペンスは、邦画としては破格のスケールでした。いや、見事見事。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:……で、まぁ、ここからが残念ポイント、と言うか、TVドラマ映画のフォーマットが持つ限界のような話なんだけど、TVのレーティングを引きずってる所為か、そこかしこでヌルさっつーか、甘さが顔を出すのな。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:細かいところから突いてゆくと、まず敵のテロリストさんが「銃持ったチンピラ」の域を出ていない。いや、作戦レベル、あるいは設備レベルでは非常にクレバーな仕掛けを用意するんだけど、兵隊さんのレベルが低すぎる。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:部隊として統率の取れた動きがない、とか今時防弾ベストも着てないとか、装備が統一されてないとか、プロのテロリストはそんなに甘くないぞ。警察部隊に押されながら、戦術的な反撃を見せるくらいの気概が欲しかった。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:あと、すぱすぱ話が進むスピーディーな構成は良かったのだけど、ちょいちょいご都合主義が目立つ。多少なら有りだと思うが、今際の際に長々と重要な秘密を喋って死ぬ黒幕(割と早く死ぬ)とか、ちょっと流石にそれは。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:それと何でも台詞で説明しすぎるとか、BGMが前に出すぎとか、こんだけの大騒ぎの話を最終的にホームドラマで回収すんのか、とかもあるけど、そこはTVドラマ映画として、もう意図的にそうしてるんだろうけども。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:後はまぁ、無理を承知で言えば、「核と原子力」の話である以上、真面目に突っ込んでけば日米同盟の話にならざる得ないと思うんだけど、当然ながらそこはノータッチ。それはテーマの掘り下げの浅さにも、繋がってくる。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:今回の映画では、主人公サイドの登場人物たちが口々に「国を守る」と言う台詞を口にする。いや、それ自体は悪いとは言わない。ただ、「何から守る」のか、がはっきりしないで、「守る」という事だけが強調されるのよ。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:映画の中の文脈に沿えば「テロリストから」とか「犯罪者から」という意味なんだろうとは判る。それは判るが、ではそのテロリストは、一体、「どこで、どうやって生まれてくるのか」の話まで、この映画では言及されない。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:主人公が、そして私たち市民社会が立ち向かうべき「悪」とは何か、という哲学の領域には踏み込んでないのね。TVドラマ映画として、娯楽作品として、一面でそれは正しい選択なのかもしれないが……ううむ。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:無い物ねだりも含めて、そういった残念な点もありつつ、このスケールでジャンジャンばりばりぶっ放し続ける映画が撮れたことは喜ばしいことだと思います。逆に言えば、TVドラマ映画の限界を拡張したとも言えますしね。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:これだけの仕事ができた座組みは大事にしたい、と同時に、彼らに映画としてよりソリッドに、より挑戦的な映画にも挑んで欲しいとも感じました。いろいろあるけど、アクション映画として、確かに前を向いてる映画でした。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
『S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』:ああ、あと、電子戦描写とか、もっと突っ込んで欲しかったとかの欲目もあったな。多分、香港映画なら普通にやってたぞ。ドローンとかも出しても良かったね。そういう最先端のソリッド感が、もうちょっと欲しかったかな。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年9月1日
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