『ゾロ目の三兄弟』@池袋新文芸坐(15/12/10(thu)鑑賞)
本日の映画『ゾロ目の三兄弟』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。1972年公開。小林旭主演の東映ヤクザ映画、だそうで。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月10日
『ゾロ目の三兄弟』観終わりました。戦後間もなく、大阪河内の三兄弟こと、大西三兄弟。侠客の長兄(小林旭)、百姓の次男(田中邦衛)、マドロスの三男(渡瀬恒彦)が、大資本と組んで村の開発を企むヤクザと対決するナニワ河内の兄弟任侠道のお話。…いや、任侠+吉本新喜劇っつーかな(^^;;
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月10日
『ゾロ目の三兄弟』:明らかに任侠映画のフォーマットが完成して、観客の一般教養(リテラシー)と化しているのを前提に、ど定番の本筋を早廻しで展開しつつ、浮いた時間を三兄弟をはじめとする住民の、喧嘩早くて金に吝(しわ)い、すぐに調子に乗るが俠気に篤い河内気質を描くことに割り振ってる。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月10日
『ゾロ目の三兄弟』:特に住民の描き方が、完全に吉本新喜劇で(^^;;、親父の危篤で集まってきた三兄弟が、いつ喧嘩を始めるかと家の周りを囲んで、今か今かと見守りw、案の定、殴り合いが始まるや、特等席で見ようと、勝手に家の中まで乗り込んで声援を上げるw
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月10日
『ゾロ目の三兄弟』:いや、この人たち、危篤の親父の枕元だろうが、火葬場だろうが、隙あらば小ネタのギャグを突っ込もうとしてくるので油断も隙もないw 任侠映画としてのフォーマットはしっかりしているので、妙なグルーヴ感が醸し出されて愉快になってくるという、まぁ、変な映画でした(^^)
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月10日