『ベツレヘム 哀しみの凶弾』@ヒューマントラストシネマ渋谷(14/9/30(tue)鑑賞)
本日の映画『ベツレヘム 哀しみの凶弾』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。うむ。9月は『ケープタウン』に始まって『ベツレヘム』に終わる、世界地獄都市巡り月間だったと(爆 さて、今夜はパレスチナ紛争か……。 pic.twitter.com/LOeIJdld8g
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年9月30日
『ベツレヘム 哀しみの凶弾』観終わりました。どないにもならん話が、やはりどないにもならん結末を迎える話orz。……テロものの中でも、内通者(インフォーマント)と管理官(コントローラー)の関係を描く内通者ものの映画です。それが出口の見えないパレスチナ紛争を背景に描かれる。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年9月30日
『ベツレヘム 哀しみの凶弾』:ベツレヘムのテロ組織のリーダー・イブラヒムを追うイスラエル公安当局捜査官の主人公は、イブラヒムの弟を内通者として取り込んでいた。だが内通者への感情移入を深める主人公は、弟もろともイブラヒムの暗殺を命じる上司に逆らって、その命を救うのだが…というお話。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年9月30日
『ベツレヘム 哀しみの凶弾』:あまり派手な銃撃戦が売りの映画ではなく、陰々滅々と息苦しい紛争地帯の空気の中で、もがき、足掻き、破滅してゆく映画。主人公は、アラブ人社会に溶け込むために、アラビア語を話し、髭を生やし、内通者の少年の悩みに気持ちを寄り添わせる。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年9月30日
『ベツレヘム 哀しみの凶弾』:そこに生じた微かな躊躇いが、捜査方針を歪ませ、破滅を招き寄せる。少年と擬似家族的な関係を築きながら、捜査官としての職務意識との間で、主人公の心は揺れ動く。そして、その果てにあるのが、「どうもならんもんは、どうもならん」という非情な現実。…きつい話だ。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年9月30日