『戦争と人間 第2部 愛と哀しみの山河』@池袋新文芸坐(16/8/17(wed)鑑賞)
本日の映画2本目『戦争と人間 第2部 愛と哀しみの山河』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。1971年公開。昨日の第1部に引き続き、日活渾身の大河ドラマ。昨日のレビューではあまり言及しませんでしたが、芸達者な邦画俳優がこれでもか、という勢いで投入される大作映画です。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月17日
『戦争と人間 第2部 愛と哀しみの山河』観終わりました。拡大する戦火と恋人たち。成長した伍代家次男・俊介(北大路欣也)は人妻との不倫に嵌まり込むし、末娘の順子は吉永小百合になるしw 通俗と言えば通俗なんだけど、こういうロマンスできっちり手を抜かないのが、本作の魅力♪#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月17日
『戦争と人間 第2部 愛と哀しみの山河』:今回のパートの見所は、無邪気に対中戦線の拡大にひた走る関東軍と、対ソ戦への備えを優先して戦線拡大を阻止したい参謀本部の意識のズレ。つっても、関東軍の人事に手を突っ込んで、上層部の馘切って強引に止めるでもないしなぁ。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月17日
『戦争と人間 第2部 愛と哀しみの山河』:よく言われるこの時期の関東軍と参謀本部の対立も、どこまで本気だったのやら……。ただ、ここで「支那進撃派の面子立てたので、次は北だ」的な駆け引きが、ノモンハンに繋がったのでは、と個人的には疑っていますが。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月17日
『戦争と人間 第2部 愛と哀しみの山河』:史実の話はともかく、そこに引きずられるように、関東軍に入れ込む満州伍代と、参謀本部や政権中枢に近い本国伍代の意識にもズレが生じてくる。その互いに見ている風景の違いを、台詞から浮かび上がるのも見事でしたなぁ。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月17日
『戦争と人間 第2部 愛と哀しみの山河』:あと伍代財閥関連の描写としては、満州の民族資本系資産家とのビジネストークな商談シーンとか、大手財閥系が大陸に本格進出し始めて焦るとか、当時の財界の動きもフォローしている点で、こんな戦争映画、他で観たことない(^_^;; #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月17日
『戦争と人間 第2部 愛と哀しみの山河』:それで、特高に連行されてボコボコに拷問される学生運動家の話とか、朝鮮匪賊の話とかをねちっこくやるしなぁ。戦後の左派系作家は、マクロの話もちゃんとできないと戦争は止められない、という実感があったのか、レンジの広さがあったよね。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月17日
『戦争と人間 第2部 愛と哀しみの山河』:そんなわけで、ロマンスから経済から軍事に謀略まで、人の営みを全部描かんとする全体小説映画の第2部。堪能致しました。そして明日はいよいよ、ソ連軍全面協力によるノモンハン大戦車戦の第3部!楽しみ楽しみ♪(^_^) #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月17日
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