『後妻業の女』@地元のシネコン(16/8/29(mon)鑑賞)
本日の映画『後妻業の女』@地元のシネコンに劇場入りしました。大竹しのぶ主演のエグいブラック・コメディ……らしいんですが、さて。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月29日
『後妻業の女』観終わりました。頭の先から尻尾の先まで、どす黒く欲望にギラついたクズしか出てこねぇ(爆 (被害者の娘姉妹が多少マシだが) 隙あらばカモる。カモる者もまたカモられる。『君の名は。』で浄化された魂が、すみやかに汚されてゆくw 酷い。本当、酷い(絶賛 #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月29日
『後妻業の女』:女子大の元学長だった中瀬耕造が死に、悲しみにくれる娘姉妹に、内縁の妻・竹内小夜子(大竹しのぶ)が遺言の公正証書を示して、耕造の遺産のすべてを引き継ぐことを宣言する。激怒した妹尚子(長谷川京子)は知人の法律事務所に相談する。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月30日
『後妻業の女』:そこで紹介された調査員の本多(永瀬正敏)に調査を依頼。元刑事の本多は、小夜子の背後にいる結婚相談所所長の柏木享(豊川悦二)の存在を探り出す。小夜子はこの柏木と組んで、独身資産家男性に次々取り入り、遺産として資産を奪っていたのだ。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月30日
『後妻業の女』:ふたりの被害者となった5人の内、幾人かは殺害された形跡もあった。尚子と本多はこの調査結果を突きつけて、遺産の奪還を目論む。だが、本多にはまた別な意図があり、小夜子と柏木も金と生き残りを掛けて激しい駆け引きを開始する……というお話。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月30日
『後妻業の女』:原作はもっとスリラー色が強いという話なのだけど(未読)、この映画はかなりブラックなコメディ。たぶん、やってることは一緒ですが(^_^;; 主役ふたりがまったく罪悪感ゼロで、次々に爺ぃを転がし、資産をきれいに捲き上げ、引導を渡してゆく。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月30日
『後妻業の女』:外道窮まりない所業なんだけど、なんか観てて段々楽しくなってくる<おい。いや、関西弁のリズムで、本音丸出しでテンポよく話が転がってゆくので、実体は50〜70代の欲ボケ爺婆の百鬼夜行な話でも、愉快なエレクトリカル・パレードに見えてくる。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月30日
『後妻業の女』:むしろ、それこそが、この映画の本当の「怖さ」なのかも……。それはともかく、小夜子と柏木のコンビの関係性が面白くて、「相棒」であっても隙あらば互いにカモるし、出し抜くし、振り廻す。信頼関係は一切なく、心底侮蔑し合ってるけど、チームワークは抜群w #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月30日
『後妻業の女』:たぶんこのふたり、「悪党」として互いをリスペクトしてるから上手くいくんだよね(あと「金」という共通の目的意識w)。それでもよりモンスター的なのは小夜子の方で、柏木はそれに振り廻されながら、破滅願望のスリルを含めて、己の欲望を充足させてるように見える。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月30日
『後妻業の女』:何つーか、「邪悪な涼宮ハルヒときょん」っつーか(爆 個人的にこういう男女コンビの関係性が大好きなので、評価が好意的にならざるえないという事情も。<知らんわ。……いや、まぁ、画面の絵面は百鬼夜行ですけどね(ハハ #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月30日
『後妻業の女』:そんなわけで、私は楽しめました。他の人がどうだか知りません。ギドギドの脂がこってり乗った高カロリーのラーメンみたいなものなので、受け付けないからといって、人として間違ってはいません。こういうのがお好きな人には、是非。胃にもたれたら『君の名は。』をw #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月30日