『黒の駐車場』@池袋新文芸(16/6/30(thu)鑑賞)
『黒の駐車場』観終わりました。……タイトル間違えたorz 1963年公開。零細製薬ベンチャーの若社長に田宮二郎。ビジネスでの会社サバイバルと殺人犯探しに奔走し、最後はビジネスで鮮やかな大逆転で大手製薬メーカーにひと泡吹かせるというお話。NHKのビジネス・ドラマかw #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 30, 2016
『黒の駐車場』:製薬ベンチャー・イズミ製薬の社長・泉田(田宮二郎)は、個人的に師事する大手製薬会社・丸木製薬の重役・松崎の仲介で、新しく丸木製薬社長に就任した角沼と会う。その席で角沼はイズミ製薬の買収を提案する。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 2, 2016
『黒の駐車場』:しかし、画期的な新薬を開発中の泉田は、事を慎重に運びたいと、その提案を断る。その直後、松崎が自殺。それを機に、角沼は新薬の発売を前倒しさせようと様々な圧力を掛け始める。製品の流通と販売を丸木製薬に依存するイズミ製薬は苦境に陥る。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 2, 2016
『黒の駐車場』:一方、そんなイズミ製薬に、丸木製薬のライバル企業・吉野製薬の女社長が接触し、松崎の死は横領の濡れ衣を着せられた上での自殺だと主張する。吉野製薬の狙いが新薬にあることは明白で、信用は置けないものの、松崎の死が不審であることは事実。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 2, 2016
『黒の駐車場』:泉田は知人の経済紙記者・北見典子とともに、真相究明の行動を開始する。さらに丸木製薬は、イズミ製薬の意向を無視して、新薬の発売を公表する……というお話。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 2, 2016
『黒の駐車場』:元ヤクザで、今は真面目な製薬ベンチャー社長として社員からも慕われてるという主人公の設定のリアリティはともかく(^_^;;、野心もあり、自分を引き立ててくれた恩人への恩義もあり、したたかさも行動力もありと、いかにもな中小企業の創業者社長像。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 2, 2016
『黒の駐車場』:いるいる、こういう社長さん(^_^)。まぁ、こんなにイケメンかどうかはともかく、決断力とかリーダーシップとか、社員を率いたチーム感とか、確かに中小企業の社長は映画の主人公にぴったり。これは、社長ブームきますぜ!<半世紀前に終わってます。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 2, 2016
『黒の駐車場』:お話は取引関係とか、資金繰りとか、メディアとの駆け引きとか、ビジネス的な要素をポンポン放り込みつつ、恩人の死の真相に迫る。……いや、社員囮に使うなよとか、警察を一切信用しないのも企業経営者としてどうなの、とか思うが(爆<一応、社員からツッコミは入る。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 2, 2016
『黒の駐車場』:あとタイトルの「駐車場」は別に事件解決の鍵でも何でもなくて、単に「駐車場で主人公が襲われるから」だけしかない(爆のも、いろいろ突き抜けてるけど、まぁ、いいでしょうw #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 2, 2016
『黒の駐車場』:ラスボスの意図とか、女社長にビジネス的に一発かまして大逆転するラストの痛快さなど、ビジネス・エンタメとして完成度が高かった。こういうの、今やっても通用すると思うんだけどな。男盛りの田宮二郎の魅力も全開の痛快娯楽映画でした。機会がありましたら、是非。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 2, 2016