『バクマン。』@TOHOシネマズ新宿(15/10/3(sat)鑑賞)
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引き続き新宿に移動して、本日の映画2本目『バクマン。』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。奇しくもこちらも「創作もの」。さて、どう料理してくれますでしょうか。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
『バクマン。』観終わりました。原作をかなり自由に咀嚼して(とはいえ、根幹部分はきちんと押さえた上で)、大根仁監督映画として見事に再構築してのけた青春映画でした。いや、この疾走感とアクション、そして上げ感は、原作抜きに観ても、全然有りでしょう。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
『バクマン。』:原作は言わずと知れた少年ジャンプ連載の「ジャンプ作家もの」。原作知ってる人には「アクションが売り」と言われると「何のこっちゃ」と首を傾げるかも知れないけど、ちゃんとあります「原稿執筆アクション」(爆 いや、冗談ではなく、音響効果もBGMもついてカッコいいぞ!
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
『バクマン。』:更に連載順位バトルでは、CGを使った大迫力の原稿執筆観念バトルだっ! ……いや、ウソついてないし、ギャグじゃないし、ガチだし、寒くないし。しかし、CGとアクションをこういう風に組み合わせるのは、アニメ表現を得意とする日本ならではと思う。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
『バクマン。』:とは言え、大根仁カラーが一番大きく出てるのは、芝居の間合いやテンポの緩急で、このリズム感はぼんやり聴いてるだけでも心地よい。邦画も、この域までやれる監督さんがぼちぼち出てきたのは喜ばしい。……まぁ、ダメな人は相変わらずダメだけど(^^;;
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
『バクマン。』:この監督さんはドラマ版『モテキ』から、作中で使用する楽曲やBGMのセンスに定評のある人で(『モテキ』では監督選曲のコンピレーション・アルバムも出してた)、今回もちょっとEDM入った楽曲でこれもカッコ良く上げてきます。つか、主題歌&BGMともにサカナクションだっけ?
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
『バクマン。』:それとアクション描写以外でも、原稿執筆時のペンが原稿用紙の上を滑ってゆく音を始め、「執筆音」が官能的に強調されているので、音響もいい劇場で観ることをお勧めします。この映画、意外と爆音上映に向いてるかも。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
『バクマン。』:で、大根仁と言えば、女優の描き方にも定評のある監督さんなんですが、今回は原作からキャラを絞って女性漫画家組をばっさりカット。おまけにメインヒロインとはキスもしない超純情ストーリーなんだから、せっかくの得意技を封印されたようなもの……と思うだろ? (^^)
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
『バクマン。』:ところが、そのキスもなしのたったひとりのヒロイン(小松菜奈)を、超天使に描くことに全精力が注ぎ込まれて、ちょっと凄いことになってます。いや、これ、この小松菜奈じゃなかったら、ギャグになりかねんぞ。しかし、この作品世界で、小松菜奈なら、ぎりぎり成立してる……。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
『バクマン。』:このヒロインに限らず、主役コンビに新人マンガ家組も含めて、役者ひとりひとりの限界値を見極めてぎりぎりの領域で出力(ゲイン)を調整している印象がある。「この表現、この芝居は有りか無しか」の見極めが絶妙なのね。邦画のマンガ原作でも、ここまでやれるようになったのねぇ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
『バクマン。』:「デジタル機材使ってる作家がひとりもいない」とか、「やはり女性作家のひとりくらいいた方が(つか蒼樹紅を削りやがって(怨)」とかあるけど、作り手サイドは批判を承知で判ってやってるところなので、そこを批判してもねぇ。この原作を実写化する、現状ほぼ最適解だと思うよ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
『バクマン。』:この映画は、ハリウッドでもヨーロッパ映画、韓国映画、香港・中国、ましてやインド映画にもない、独自の世界を切り拓こうとしています。これは、マンガ・アニメ表現のバックボーンのある邦画にしかできない、方向性です。これは、ちょっと面白いことが始まりそうですよ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
『バクマン。』:なお、本編終了してエンドロールが始まっても、席を立たないでね。自分も最初何が起こってるのか判らなかったけど、超クールなエンドロールが展開します。最後まで楽しめる青春マンガ(家)映画ですので、マンガ好きの人にも、マンガ家さんにも、そうでもない人にも超オススメです!
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
マンガ原作映画の成功例と失敗例で別れてしまった感のある『バクマン。』と『進撃の巨人』だけど、どっちも東宝で、どっちも川村元気Pなのよね……(ちなみに『バケモノの子』もこの人)。何が命運を分けたのか。ううむ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月3日
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