『七人の野獣 血の宣言』@ラピュタ阿佐ヶ谷(17/1/4(wed)鑑賞)
本日の映画『七人の野獣 血の宣言』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1967年公開。丹波哲郎主演でこのタイトルなんで、東映っぽいですけど、日活なんだそうで(^^;; #fr17_n pic.twitter.com/XpDLBZ0Kyl
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月4日
『七人の野獣 血の宣言』観終わりました。……いや、タイトルとかポスターから想像する内容とだいぶ違うんですが(^^;; 丹波哲郎がスカウトしてきたクセのある男たちが狙うは、ヤバい金…というのは東映と同じなのに、こっちはボンクラ・ドタバタ・コメディと言う(爆 #fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月4日
『七人の野獣 血の宣言』:組長を殺されて今ではしがないバナナの叩き売りの片山(青木義朗)は、銀行を襲って叩き出された顔見知りの詐欺師・辺見(岡田真澄)に巻き込まれて留置所にぶち込まれる。それを救ったのは元刑事の木戸(丹波哲郎)。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:容疑者段階だった片山の組長を射殺して警察を馘になった男だ。その遺恨を承知で、木戸は片山に暴力団の麻薬取引を襲撃する仕事を持ちかける。ところが、その現場に乱入した鉄(郷英治)が、木戸たちの素性をバラして金を横取りしようとする。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:大混乱の中、ほうほうの体で逃げる木戸一行に、なし崩しの内に鉄も合流。更にそこに留置所で片山が知り合ったブルーフィルムの売人・太田(小池朝雄)が参加し、自分が所属していた組の組長が競馬場の売上げ金襲撃を目論んでいることをタレ込む。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:今度はその金の横取りを目論む一行。準備万端整えて待ち構えるが、組長が弱気になって襲撃を断念しそうになった事を知り、鉄の兄で予想屋・芹沢(高品格)を通じて決行を促す作戦を実施。念願かなって犯行に及んだヤクザから、見事、現金横取りに成功。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:そしてその瞬間に瓦解するチームワーク(爆 仲間内で金を奪い合う内に、ヤクザに追いつかれて金は奪われ、警察までやってきて、ほうほうの体で逃げる木戸一行(2回目)。結局、芹沢も合流した一行は、このままで済まさじと組長宅から現金再奪取を目論む。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:芸能ブローカーに偽装した辺見を送り込んで現金の在り処を探らせ、堂々と金庫を破る大胆な作戦を決行。ところが、金庫から金をくすねて、組長の娘と駆け落ちしようとしていた若頭に先を越され、邸内で争奪戦を繰り広げたる羽目に。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:結局、今回も金は奪えず、ほうほうの体で逃げる木戸一行(3回目)。ちなみに組長に飲ませる予定だった睡眠薬を自分で飲んでぐっすり寝ている辺見は置いてきてしまい、代わりに組長の娘ユリ(弓恵子)を連れてきてしまう。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:しょうがないので、このユリの身柄と金を交換しようと木戸は考える。ところがこのユリがまたトンデモないアバズレwで、頭の足りない鉄とスケベな太田を誘惑し、ただでさえ不足気味のチームの結束はさらに底辺を漂ってゆく……というお話。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:さて、ここで改めて当時の映画ポスターをよく見てみましょう。……キャスト以外、全部、ウソっぱちだよ!(爆 どこが「殺し屋大集合」だよ! 岡田真澄なんか毒殺魔どころか、後半睡眠薬でずーっと寝てるし(^^;; #fr17_n pic.twitter.com/GJLqxcVdV1
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:一応、この映画の前提として、丹波哲郎が東映で深作欣二なんかとやってた強奪(ケイパー)ものの作品群があって、それのパロディを日活でやってるという文脈があります。ところが、日活のキャストは東映よりも喰えない連中だぜ、というw #fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:本当にこんなに失敗ばかり続ける強奪ものも珍しく(^^;;、さらに失敗を重ねるごとに(一切、信用のおけないw)仲間が増える。何でだよw それが寄ると触ると、金を前にして殴り合う。もう滅茶苦茶。何なんだ、コイツら。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:更にリーダーの丹波哲郎も、「悪党から奪った金を警察に届けて、その謝礼の10%を合法的にいただく。天下御免。ノープロブレム」とか言ってるし(そんなわけあるか(^^;;)。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:60年代の邦画アクションには、こういう自分の欲望に忠実で、自分の価値観を一切曲げず、チームワークなんかクソくらえという自由人ばかりで、自分がこの時代の日活アクションの一番大好きな部分です。それにしたって、コイツらは酷すぎだけど(^^;; #fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:クライマックスも凄いよ。手製装甲車(木製w)で組長邸に突入して、壁とかぶち抜きまくりだからね。最後まで滅茶苦茶。そして「ポスターで準主役扱いの宍戸錠はいつ出てくるんだろう」と思っていたら……コイツら、どこまでフザケてるんだ(爆 #fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日
『七人の野獣 血の宣言』:そんなわけで、ハードな強奪ものを装ったタイトルやポスターからしてフェイクで、全編フザケ抜いたスラップスティック・コメディでした。観る機会は……まぁ、名画座かCSの邦画チャンネルくらいなんだろうけど、機会がありましたら、是非。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年1月7日