『傷物語III 冷血篇』@TOHOシネマズ新宿(17/1/9(mon)鑑賞)
傷物語〈Ⅲ冷血篇〉本予告(2017/1/6全国ロードショー)
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本日の映画2本目『傷物語III 冷血篇』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。分割公開3本目にして公開時間87分と、結局普通の映画並みの長さになってる(^^;; これも『ローグ・ワン』並みに落ちは判ってる話ではありますが、さて。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月9日
『傷物語III 冷血篇』観終わりました。83分の上映時間の内、羽川さんの胸を揉むや揉まざるやで、10分くらい尺取ってた(爆 しかも、揉まない。何たる、ヘタレ! いや、それはともかく(こほん)。決断をしないという決断のお話。原作はゼロ年代だけど、今こそ意味を持つのか。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月9日
『傷物語III 冷血篇』:人間に戻るべく、吸血鬼キスショット(坂本真綾)の奪われた四肢と心臓を取り戻した阿良々木暦(神谷浩史)だが……というあらすじは今更別にいいですよね。別にストーリーで魅せる映画でもありませんし。興味のある方は、各自ググってください。<おい。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月11日
『傷物語III 冷血篇』:というか、この映画は「映画」として非常に規格外で、前衛的で、それでも「娯楽(エンタメ)」として成立している、変な「映画」です。まず83分の映画で、エンドクレジットにキャストがたった4人しかいない(爆 つか、基本ふたり芝居主体だし。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月11日
『傷物語III 冷血篇』:物語シリーズは元々そういうスタイル、というのはちょっと措いとくとして(^^;;、前衛芸術映画でも、実験映画でもないのに、こんな舞台演劇みたいなスタイルの「娯楽映画」はありません。押井守がやってるのは、そもそも「娯楽」性への当てつけだし。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月11日
『傷物語III 冷血篇』:何で他でやらないか、と言うと、場がもたないからです。普通にやるとシーンの情報量や刺激が足りなくて、観客の集中力が途切れる。端的に言うと、「飽きる」。ましてや、元々画面の情報量が不足しがちアニメでは、なおのこと。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月11日
『傷物語III 冷血篇』:それを回避するために、本作ではイメージショットだとか、カットの切返しだとか、ソリッドでシンメトリカルな背景アートだとか、タイポグラフィとか、羽川さんのおっぱいとかw、あらゆる手段を総動員して成立させている。でも、これはこれで危ういんだよね。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月11日
『傷物語III 冷血篇』:だって、それは物語(ストーリー)を推進力たり得ず、キャラの関係性を深めるわけでもなく、直接的には物語に寄与しない。感情表現の補助みたいな使い方はできても、挿入されるショットの意味がすべて正しく観客に伝わるとは限らないし、見落としもある。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月11日
『傷物語III 冷血篇』:なので、やってる内にイメージがバラバラに発散し、映画の筋を読み取れなくなってしまう危険がある。だから普通は作品内の一部でやるくらいなんだけど、この映画はそれを前面に押し出してる。ありえない。何でこれで「映画」として成立するのか?(^^;; #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月11日
『傷物語III 冷血篇』:それは「キャラが立ってる」からなのか。TVシリーズからお馴染みの…という面を差し引くとしても、登場人数を絞って声優の濃密な演技を乗せて、厨二全開の設定の強烈なキャラクター性を際立たせているからか。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月11日
『傷物語III 冷血篇』:これに西尾維新の独特の、緩急を心得つつも、どこへ飛んで、どこから戻ってくるのか判らないあの詩(ライム)のような台詞(ワード)を流す。それで、どうにかバラバラに吹き飛んだりせず、「映画」として成立させている。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月11日
『傷物語III 冷血篇』:……際どいなぁ。さじ加減ひとつ間違えたら、簡単に吹っ飛びそうだ。あまりに際どすぎて、いくら分析しても真似できる気がまったくしない(^^;; よくやるよ、本当に。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月11日
『傷物語III 冷血篇』:今の日本のアニメシーンを俯瞰で見たとき、確かに『君の名は。』『この世界の片隅に』もそれぞれ頂点に位置する作品ではあるのだけど、この本作も前衛的な極点を指し示す作品として外せない作品と言えましょう。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月11日
『傷物語III 冷血篇』:……いや、まぁ、この先の荒野にそうそう突き進む勇者がいるとも思えないけど(^^;; そんな映画でした。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月11日