『ダバング-大胆不敵-』@シネマート新宿(14/7/28(mon)鑑賞)
この夏のインド映画で本命視されている『ダバング-大胆不敵-』@シネマート新宿に劇場入りしました。いや、何か、超燃えるアニキ映画だと言う前評判なんですが……さて。 pic.twitter.com/CgPaMcQBQj
— 義忠@夏コミ申込準備中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月28日
『ダバング-大胆不敵-』観終わりました。いや、凄え。凄え、つか無茶苦茶。無茶苦茶、つか、やっぱ凄え。久方ぶりに、インド映画の根源に触れ、己の映画観や物語観の矮小さを思い知らされましたわ。俺ごときの小賢しい映画論など、無力!ぐぬぅ。
— 義忠@夏コミ申込準備中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月28日
『ダバング-大胆不敵-』:銃で武装した銀行強盗団のアジトに単身殴り込んで、全員ぶちのめし、盗んだ金はふんだくり、犯人たちには情けをかけて逃がしてやる警官の主人公。駆けつけた部下たちが「犯人を逃がしちゃ出世できやせんぜ」と文句を口にすれば、バン!とそいつの肩を一発!
— 義忠@夏コミ申込準備中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月28日
『ダバング-大胆不敵-』:「これで、名誉の負傷だ。出世できるぜ」と一言。勿論、奪った金から治療費だって出してやるから、心配なし。そんなサングラスのよく似合う、清濁併せ呑む器のでっかいアニキな主人公。イカす音楽が流れ出せば、銃撃戦の最中でも、切れの良い腰つきで踊り出す。
— 義忠@夏コミ申込準備中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月28日
『ダバング-大胆不敵-』:そんなアニキの心配事は、喘息持ちのお袋さん。……後、お袋さんが心配するので、仕方なく義理の父親と腹違いの弟との不仲も悩みの種だ。捜査中に出逢ったマブい壺売り娘を嫁にすべく、猛烈アタックをかけるアニキをよそに、奪った金を取り戻そうと、悪党どもが動き出す…。
— 義忠@夏コミ申込準備中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月28日
『ダバング-大胆不敵-』:とまぁ、こんな風にあらすじを書いてみたものの、西側の都市生活者には想像もつかない感性と論理で物語は展開するので、あれで何かを説明できた気がしない…orz あえて近い感性と言えば、鎌倉武士団のDQN性とか、田舎の中2ヤンキーの理想を煮詰めたようなと言うか。
— 義忠@夏コミ申込準備中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月28日
『ダバング-大胆不敵-』:この映画がヒットする一方で、シャールク・カーンのようなシャレオツなアクション映画も撮られているわけで、インドは広いというか、大変だなというか。だいたい、今回の話も、アニキが最初に金を横取りしたのが、すべての根源というか、全部お前の所為じゃねーか、というw
— 義忠@夏コミ申込準備中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月28日
『ダバング-大胆不敵-』:思考の射程が全般にごく至近距離にしか展開しないのに、冷静に全体を敷衍すると韓国ノワール並みに不条理なのに、「アニキかっこいい!」で正面突破で踏み潰すというw いや、これも彼ら流の処世術なのか。やわな都市生活者の身としては、唖然として眺めるのみだ。
— 義忠@夏コミ申込準備中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年7月28日